こんばんは。
今年はじめてのヨーガまんだら講座が終わり人心地ついています。
私はいつも感心するのですが、田原豊道先生は、話を盛らずに事実だけを表現される先生です。
私は、長いこと一番近くにいて学ばせていただいて心から信頼しています。
その先生が包み隠さずお話しされているので、私も注意喚起も込めてお話しさせていただきます。
結論は、田原先生はとてもお元気になられましたのでご安心ください。
昨年の最後の授業は、池袋西武の集中講座でした。28日でした。授業も充実して、懇親会も楽しく弾み、皆さんとお別れしました。
翌日から、田原先生も私もお休みに入りました。
私は29日~31日まで連続して田原先生の夢を見ていたのです。何か妙に胸のつかえを感じながら、それでも暮れの大掃除は不満足ながらも何とか新しい年に向かいました。
私は大晦日から毎年、都内のホテルで過ごします。一年に一度の贅沢です。
元旦は、恒例の神田寺の修正会。
御茶ノ水で田原先生と待ち合わせをするためにメールをしました。
田原先生からは「承知しました」の返信メール。3日間の夢は別に心配することではなかった!と、胸を撫で下ろしたのです。
御茶ノ水に向かう電車でメールチェックをして血が引きました。
何と、私が開封していなかったメールがあったのです。
二時間前のメールでした。
「年末年始入院しました。保険証をお願いします」と。
私が一番田原先生とご一緒の時間が多いので、いつも私がお預かりしていたのです。
慌てて携帯電話にコールしても出てくださらない…。
心配は増幅し、ついにご自宅に電話。長いコールの後、奥様が出られました。
「入院と言ったって、そんな大袈裟なことではありません」という鷹揚なお返事。納得いかないまま、御茶ノ水で田原先生をお待ちしました。
田原先生曰く
大晦日に居間にすわったところまでは、覚えているんだけれど、気がついたら病院のベッドにいた…と。
結論は低血糖と脱水症による意識不明。娘さんによると、それはすごかったとか…
ひどい嘔吐で倒れていたそうです。たまたま、ご家族は知らなかった。20分くらいしてから救急車を呼んだそうです。
この2年ほど前くらいから、一日一食と、豪語していた先生に、私は警鐘を鳴らしていたのです。
勿論、ドクターのアドバイスもあってのことで、私はいつも先生にお会いする時はニンジンとリンゴのジュースやチーズ、カニカマなどを持ち歩き召し上がっていただていました。
お家で油断されたのですね。糖尿病でもない先生が低血糖とは…。
それにしても元旦の朝退院して、その日の午後、神田寺に見える先生は只者ではありません。
インドのヨーガ一筋に半世紀もひたすら行脚され走り続けていらした田原先生です。
この痛い目をキッカケに、くれぐれもご自分のお身体をもう少し大切になさってください。お願いします。
昨年はエスカレーターの最上段から真後ろに落下し、命拾い。
今年は元旦から命拾い。
これを厄払いとしてください。(荻山貴美子)