密かに決断してもなお纏わりつく濡れ落ち葉。
こういうことってあるんですね。
マザーという映画を今年観ました。
実母と養父から虐待を受けてきた少年。
学校にも通わせてもらえず、各地を転々とし、働こうとしない母親に代わり、少年は後に殺害してしまう祖父母を含む親戚に借金しまくり、生活費の工面をしてきました。
年の離れた妹を親代わりに育てたのも少年だったと言います。
母親役を長澤まさみさんが熱演しました。
果たしてこの少年を裁ける人がいるのでしょうか?
洗脳です。恐ろしいのは…。
三浦春馬さんに続き、竹内結子さんの自殺。
マスコミは原因追及に躍起になっています。
光が大きければ影も大きいに違いありません。
涙を流したこともなければ悩みも愛も希薄な人には計り知れない苦悩。
生きるのが面倒くさくなったとき、魔物は入り込んできます。ある意味で憑依されたと言ってもいいかもしれません。
家族がいても人間は所詮孤独。
この孤独を孤高に持っていくのが人生のテーマかもしれません。
ある人から聞いたことがあります。酷い話です。
病人の苦痛を考えず年金が無くなると困る。これで生活しているので死なれると困るとか言って、とにかく生かしておいて!と言っている息子を見たそうです。
コロナ離婚も増えました。もともとそういう家族だったのでしょうが、生活や価値観の変化で、コロナが『最後の一押し』になったのでしょう。
コロナはシヴァ神。
破壊の神です。しかし再生の神でもあります。
築地本願寺にお墓まいりに出かけています。
爽やかな秋風が髪をとかし、気がつくと目の前に蝶々が…。
夫がポーズをとっているように感じました。