日本ヨーガ学会

ヨーガ的生活

鼻歌交じりで…

2012年06月29日 17時12分02秒 | 思うがままに

 

姫神山さん、コメントありがとうございました。

 
確かに、インドでは「しかばね」は身近であり、不浄観という観法を生み出しましたから、姫神山さんの推察はあながち突飛ではないかもしれません。
 
でも、よく気づかれましたね。
 
発声のことも「ためしてガッテン」を観られなかったのが残念ですが姫神山さんのダイジェストでよくわかりました。
 
何だか嬉しくなりますね。
 
今日は爽やかな初夏の陽気。いよいよ、私の大好きな季節です。
 
インドも間近、楽しみがあると、雑務に追われていても、鼻歌交じりに乗り切れます。
 
それでは、良い週末を。(荻山貴美子)
 
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熟達した技

2012年06月28日 11時27分55秒 | 思うがままに

春風亭小朝師匠はスゴイ。

あの熟達した話術、余裕、貫禄。泰葉さんとの離婚劇で、しばらく遠ざかっていましたが、再燃しそうです。
 
笑って笑って、リフレッシュできました。
 
なにせ私は小学校の時から寄席通いをしていた大の落語ファン。昨年亡くなられた立川談志師匠の独演会にも何度も通いました。
ですから、マルカスさんのお陰で親しくお話出来た時は、本当に嬉しかったです。名人中の名人ですもの。

昨日で事務局の大塚佐知子さんが退職されました。

ご主人のお仕事の関係で大阪に転居されるそうです。皆さんとも、やっと親しくお話できるようになったところでしたので残念です。
お別れもあれば出会いもある…ですね。
大塚さん、お元気で…。短い間でしたが、ありがとうございました。

それでは、今日も一日お元気で…。(荻山貴美子)







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アナログ人間でも、やればできる!

2012年06月27日 16時40分12秒 | 思うがままに

 

昔々のその昔、ワンタッチの傘ができたころ、スゴイ発見だと感激したものです。

そして、FAXの普及。
永六輔氏がNHKに初めてFAXした時、NHKのかたに「永さん、同じものが何枚も何枚も来ていますよ」と電話が来たとか。

そうなんです。永さんは何度送信しても原稿が出てきてしまうので、送れていないと思い、送り続けたのですね。
 
こんな、のどかな光景から今は一変して、電波の飛び交う時代。
 
私たちはスゴイ時代に生きているのですね。
 
アナログ人間に徹する…と豪語していた私も必要に迫られてやらざるを得なくなりました。
 
三浦明子教授が、遠慮がちに「これからはホームページを作らなくては、日本ヨーガ学会の素晴らしさをアピールできない…」と。

 
12年くらい前のことです。
 
三浦さんはすぐにホームページを開設。私はパソコンを購入。
 
人間、切羽詰まればやれるんですね。
 
苦手な分野でしたが、何とか人並に出来るようになりました。きっかけは三浦明子教授です。
 
楽しいですね。世界が広がります。あまり得意ではないくせに、新しいソフトを買っては私なりに便利に活用しています。
 
田原豊道先生は「私は携帯電話を持つような人間にはなりたくない」と、言っておられましたが、今や、携帯電話どころかiPhoneにiPad。
 
ヨーガの世界はアナログです。だからこそ、その、ギャップが面白いですね。
さて、今日は久しぶりに午後から時間が空きました。
夜は寄席を楽しみます。(荻山貴美子)
 
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美しい夕陽

2012年06月26日 18時49分01秒 | 思うがままに

小田原を通過しています。美しい夕陽です。(荻山貴美子)

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キレイなお嫁さんねえ!

2012年06月26日 08時50分24秒 | 思うがままに

 

「すべての人に」というマントラの最後のところが好きです。


「すべての人の中に良いものを見ますように」

ところが、あら探しは得意でも、なかなか良いところを見つけるのは難しいものです。
結婚式でとても美しい花嫁さんに見惚れた女性が「キレイなお嫁さんねえ!」と友人に囁いたら、返ってきた答えは「二度めですって!」(笑)

何だか破壊的ですね。
 
さて、ヨーガの四季を本当によく読み込んでくださりありがとうございます。
 
事務局に時折FAXをいただいたりメールをいただきます。
 
そのコメントはさまざまです。
 
「私、勉強不足でこの部分がよく分からないのですが…」
「私、この部分を直してみました」とか…。
 また、明らかに間違い探しゲームをしている人。(失礼)…実際にはこれが一番多いです。(笑)
 
一応、丁寧にお返事することにはしていますが、こんなことがありました。
 
私の上梓した「最新 ヨーガを始める人のために」の読者のかたのご指摘でした。
 
ある箇所に矛盾がある…という内容でした。もうそれは忙しい時期でしたから、しばらくした後、
「何度読んでも、私には矛盾は感じないのですが…」と、事務局から伝言してもらいました。
 
その読者のかた「私、そんなこと言いましたっけ。ごめんなさい」で、終わっちゃいました。(笑)
 
さあ、今回の「ヨーガの四季」の編集後記にある「あふれる」という漢字を指摘されたかたがいらっしゃいます。
 
「溢れる」であってさんずいに益。これは間違い…だと。
間違いではないんですね。溢という本字(正字、標準字体)に対してこれは異体字です。
 
呪が本字に対して咒が異体字であるのと同じです。
漢字源を持っていないと分からないかもしれません。
 
昨日の田原豊道先生の投稿に「勘違い」が述べられていました。勘違いはその人の固定観念。
 
田原先生がおっしゃるように、発言する前に調べることが大事ではないか…と、思うのです。自分に自信があり過ぎる方は調べませんね。だって、自分が一番正しいのですもの…。
 
松原泰道先生は亡くなるまで辞書が大好きな先生でした。一つ調べる度に「アッ!これも知らないことだ!」という繰り返し。だから時間がいくらあっても足りない…と。
この謙虚さにも、たくさんの人をひきつける魅力があったのでしょうね。
 
 
ヨーガの四季は真剣勝負で臨んでいます。校正のお手伝いのかたも真剣勝負です。最後の最後まで「まだ何か校正ミスがあるかもしれない」と思いながら、それでも
「ここまで一所懸命にやったのだから結果ケアレスミスがあっても仕方がない!」と思って仕上げるのです。
 
「ヨーガの四季」の本質・根幹のところを読み取っていただけたら嬉しいです。 
 
あら、ヤダ。私ったら、今読んでいる、ある新刊本に赤字を入れています。(笑) 
今日は大阪の師範科です。 (荻山貴美子)
 
 
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発言の前に言葉を飲み込む術

2012年06月25日 18時49分39秒 | 思うがままに

 

私の反省なんですが…

その発言の前に先ず、自分の勘違いではないかと疑ってみましょう。

また誰かを傷つけることになりはしないか考えてみましよう。
 
とは思うのですが、つい 思ったことをストレートに発言して恥をかいて仕舞います。後悔先に立たずです。
 
自分の間違いに気づいたらすぐに謝りましょう。これで大抵は許して貰っていますが、何ともバツが悪いですね。
 
あくまでも、自分は正しいと思う人は、何も気づかないエゴ丸出しの人です。こういう人は手がつけられません。
 
 
勘違いはどこからくるのか…
勘違いが多い人はどんな人か…
 
全部、自分の潜在意識にあります。潜在意識は私たちの生き様です。
 
だから、「勘違いでした」と、笑ってすませることはできないんですね。
 
自分の勘違いで人を責めた場合は最悪です。特に公式の場などでは取り返しがつきません。
 
その発言の前に大きく深呼吸して一回その言葉を飲み込みましょう。つまりクンバカ(保息)です。日常でヨーガを試す良いチャンスです。あの時、言わないで良かった…と、思うはず。
 
気は長く、心は丸く、腹たてず、口慎みて生命仰がん…です。
 
(雪山童子こと豊道)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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私って運が良い?

2012年06月25日 09時57分51秒 | 思うがままに

 

ある日のことです。余裕をもって羽田空港のセキュリティをとおりました。
そして、搭乗券をしっかり握りしめ、福岡空港行きの飛行機を待っていたのです。

 
さあ、いよいよフライト…という時です。先ほどまで握りしめていた搭乗券がない!
私のいつものパターンです。バックの中を必死で探している私の耳に田原豊道先生の声が…

「無くした場合はどうするのですか?いや、私は持っているんですがね。彼女が…ね」
搭乗口で乗務員に話されていましたが、それはちょっと痛快そうなお声にも聞こえました。

でも、思わぬところから出てきたのです。ポケットのいっぱい付いたバックの一度も入れたことがない場所に…。

もう自分自身が信じられなくなりました。

さて、昨日のことです。岐阜の師範科が終わり、美味しいお食事を皆さんとご一緒してお別れしました。
大阪に向かう特急券がない!またです。バックの中をひっくり返してもない!田原先生の目の奥は心なしか笑って見えます。出て来ない!電車は来ます。

とりあえず乗車して、ひたすら車掌さんが来ないことを祈りました。

が…

真面目が制服を着たような車掌さんが来たのです。事情を話しましたら、何といとも簡単に許されてしまいました。
メダルのお陰でしょうか。こんな小さなことに幸せを感じる私でした。岐阜、大好き!
 
でも私みたいな人は少しは痛い目に合わなくてはこの悪癖は直らないかもしれません。諸事情があって全財産を持ち歩いていたバッグを新幹線に乗るときに置いてきてしまったこともあるのです。このときも奇跡が起こりました。
 
 

岐阜塾で、いろいろお世話くださった早川満代教授、ありがとうございました。

皆さんも今日一日幸せいっぱいの日でありますように。忘れ物にはくれぐれもご注意を(笑)  (荻山貴美子)


世界でひとつしかない私のメダルです



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自己顕示欲は困りもの

2012年06月24日 08時38分39秒 | 思うがままに

 

師範科では、今、田原豊道先生が思うこと…を中心に、ヨーガ根本教典を読んだり、神話あり、論語あり…と、楽しく授業を進めていただいています。
 
私はアーサナとバガヴァッド・ギーターを担当しています。
 
どなたでも参加できますので興味のおありのかたはいらしてくださいね。
 
新宿朝日カルチャーにおける私の「ヨーガまんだら」講座は、アーサナを中心に、今は、ヨーガ・スートラの詠唱とハタヨーガプラディーピカーを読んでいます。こちらも興味のあるかたはお問い合わせください。
 
さて、バガヴァッド・ギーターは師と弟子の問答をとおして、人の道を解き明かしています。
 
問いと答え…といえば、こんなことがありました。
 
ある高名な先生の講演会でのことです。
質問コーナーで、ある質問者が滔々と演説をはじめた時です。
やにわに、その先生は「私の代わりに講義しないように」と、注意されました。
 
そうなんです。その人は質問コーナーを自分の自己顕示欲を満たす時間にしていたのです。そこに喝をいれられたのでしょう。
 
質問という名を借りて、自己を表現したい…。これは誰にでもあるのかもしれません。
 
しかし、発言は気をつけないと無言の評価をされてしまいます。皆の呆れ果てた表情に気づいていなかったのは発言者だけのようでした。
 
さて、私は何か疑問があると、何をさて置き、調べ尽くします。困難を極めることもありますが、大体解決します。解決した時の歓びたるや、それはもう、言い表すことはできません。
 
でも、どうしても分からない時があります。こういう時、サンスクリットのことであれば、前田専学先生にお聞きします。
 
ある時、私の質問について、ご丁寧に調べてくださった先生のメールの最初に「宿題にお答えします」と、ありました。
 
最後には、「日本人には分からない部分かもしれないから、インド人のご友人がいたら確認してくださいね」ともありました。
 
前田専学先生は、いつもお優しく、偉ぶっていないのです。本当に偉い先生は威張っていないのですね。
田原豊道先生然り。亡くなられた上村勝彦先生然りです。
 
岐阜の集中講座に行ってきます。今日も良い日曜日を…。(荻山貴美子)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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逆らわずいつも笑顔で従わず

2012年06月22日 21時11分41秒 | 思うがままに

こんばんは。

聖徳太子の十七条憲法の最後にこうあります。

【十七に曰く、夫れ事は独り断ずべからず、必ず衆と与に宜しく論ずべし。少事は是れ軽し、必ずしも衆とす可からず。唯大事を論ずるに逮びては、若し失有らむ事を疑う。故に衆と与に相弁ずれば、辞則ち理を得む。】(ルビはふっていません。ヨーガの四季をご覧ください)

「少事は是れ軽し」に注目です。「大したことではないことは軽いことであるから、必ずしも衆と論議するまでもない」という事なんです。

「ヨーガの四季」の全国大会記録はいらない…と、言って来る方もいます。もう少し字を大きくして欲しい…というかたもいらっしゃいます。6月に出る「ヨーガの四季」が春夏号ではおかしい!夏秋号、秋冬号にしたらいかがですか。というご意見もあります。

全国大会の記録は必要だから載せています。季節を2つに分けたら春夏秋冬ですから春夏号、秋冬号なのです。もっと本質的な部分に迫ったお話でしたら編集会議で議論しますが、何も支障はありませんのでこのままにさせていただきます。

さて、田原豊道先生、本当にごめんなさい。ある一部のかたのご意見に私は翻弄されてしまいました。これからは根幹から離れたことに関しては「逆らわず いつも笑顔で従わず」の精神で臨んで行きます。この川柳は随分前に佳作になったサラリーマン川柳です。いろんなことに使えますよ(笑) (荻山貴美子)

 

 

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私は泣いています

2012年06月22日 19時35分37秒 | 思うがままに

全国大会から一瀉千里、東北を巡ってきました。今日は池袋コミュニティカレッジの皆さんとご一緒でした。懇親会は楽しい話題の中にも知的な皆さんを彷彿させる内容です。

さて、私はやはりルビで失敗しました。放擲者という言葉はヨーガを学んでいる人ならどなたでも読める文字。それなのに、嗚呼、それなのにルビをふってしまったのです。(笑)

今日の授業の中で、こんな会話が交わされました。今まで「ほうてきしゃ」と読んでいましたが、わざわざルビをふっていたので「ほうてきしゅ」なんだと思った…と。

そうなんです。読める人にとってはなぜこんな文字にルビをふるのか?と思うのは当然です。
者はどう読んでも「シャ」に違いありません。印刷屋さんのオペレーターの打ち間違いには違いないのですが、校正で見つけられなかった私の責任です。ルビなどという余計なことをした挙げ句の失敗です。

そういえば、過去、文庫本を出版したときのことを思い出します。「梵我一如」という言葉に出版社がふったルビが違っていました。
「ぼんがいちじょ」とふられてしまったのです。この時は校正で何度も確認したことでしたから完全なる出版社のミスでしたが、もうすでに書店に並んでいました。

私と荻山貴美子理事長であらゆる書店をまわり購入してすべて「ぼんがいちにょ」という貼付紙を張り、販売しました。書店でこの本を買って教室に習いに来ている人は交換までしたのです。そのくらいのこだわりを持っています。

もう絶対に私は屈しません。案内者(インストラクター)の皆さんは、日々精進してくださいね。私は泣いています。(笑)   (雪山童子こと豊道)

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