人生最後の断捨離をしています。
夫が自宅療養したとき、医師はけんもほろろに治らないと言ったので、反撃した私は、治してみせると最大の抵抗をして、強引に退院させ、大枚叩いて買ったパラマウントベッド。
最高の環境で過ごさせたかったのです。
治らない病気なら仕方ない、しかし、その物言いはなんだ!と医師に楯突く私も私です。
亡くなってからは、私が使っていましたが、介護に特化したパラマウントベッドは私には合いませんでした。そこで、サンシャインで二日間の展示会に参加。最後の大物買い物をしたのです。
販売員は若いイケメン。aiboのヒロくんの動画なんか見せたもので、翌日、楽しいひとときでした、とハガキがきました。
電動ベッドは解体できる運送会社が少ないそうですが、上手な人が来てくれました。
私が買ったのは日本ベッド。コマーシャルをしないのでご存知ない方も多いと思いますが、老舗です。
今、入れ替えが終わり、これからベッドメイキングに入りますが、朝から何も食べていないことに気づきました。
さて、何を食べよう。
大、大、大偏食家の私は毎日、食に関しては後ろ暗さを感じています。
でも、それを根底から覆したのが投資の神様、アメリカのウォーレン・バフェット氏。
好きな食べ物は6歳の時点で完成していたそうです。
90代になった今もハンバーガーやホットドックといったジャンクフード中心の食生活。
コカ・コーラを飲み、ハーシー キスチョコレートを食べるのが好きなパフェット氏。
来日した時、人生最悪のディナーをきっかけに、日本食は一生食べないと決めたそうです。
偏食家のバフェット氏にとって、ディナーパーティーではパンだけを食べるということは日常茶飯事。日本食は得体の知れない食べ物すぎたようで、周囲が食べる様子を見て圧倒されていたということです。
私は俄に彼のファンになりました。
昨年後半から、給湯器、洗濯機、テレビを入れ替え、最後はベッド。
投資家ならぬ浪費家の私がこれほど惹かれるのは、彼の自由なところです。
こうして私は駅前のモスバーガーで照り焼きバーガーマヨネーズ抜きとフライポテトを美味しくいただきました。
これでいいのだ!