大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

篠竹鉄砲

2012-12-13 18:40:44 | 心の風景
2012年12月13日 晴れ
  快晴の一日でしたが、やはり晴れはいいですね。今日は金時山のお祭りで、お勤めを休んでお祭りに参加できれば、山頂の絶景、多分、富士、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳、そして、湘南の海など、を撮影できたと思います。更に、お祭りではトン汁を始め、暖かいものを振舞って貰えたので、それも逃したのが残念です。金時山の標高が1213mから12月13日をお祭りの日と決めたようです。来年は山頂に居れると良いですね。
  さて、昨日に約束した篠竹鉄砲の話です。まず、篠竹を筒状にカットします。その空洞に会うくらいの細い竹を押し込めるように加工します。図で示した様に水鉄砲のような銃を篠竹で作るわけです。長さは10cm位で、太さが1cm余りとなります。押し込む細い竹は筒より僅かに短くして、勢いよく玉を押し込んでも玉が飛び出ないための余裕を持たせます。
  次に、八手の実を取ってきます。八手の葉と玉として使う実の絵を載せましたので参考にしてください。篠竹鉄砲の玉(八手の実)を筒の穴に押し込みます。次に、筒の出口付近で止まるように細い竹で押し込みます。再び、実を詰めて細い竹で勢い良く押し込むと、水鉄砲の原理で、篠竹筒の先のほうに押し込まれていた八手の実が飛び出る仕掛けです。これで敵と味方に別れて当っこをした記憶があります。皆さんわくわくしませんか?大山鹿が銀玉鉄砲(大山鹿の息子のころはBB弾)を買えなかった頃に遊んだ篠竹鉄砲です。
 篠竹鉄砲の概要を示したものです。


 八手の葉と実です。皆さんは八手と言いながら、葉は7枚か9枚と奇数枚で、けして、8枚ではないということを知っていましたか?昔の人が10辺りまで正確に勘定が出来なかった?とは考え難いので、8の意味合いが違うのでしょう。


 筆休めのトピックスですが、先日、大山の紅葉のライトアップで紹介した☆型の赤い実の正体が判明したので追記します。クサギ(臭木)という名で、シソ科に属しているようです。葉っぱが臭いので臭木と命名されたようです。何か難儀な木だったのでしょうね。名前になる位に大変な臭さなのでしょうね。本来は、赤い☆型の中心に黒い実が乗って居たようです。写真を良く見ると、黒い実が乗っているのが一個ありました。矢印をしたので皆さんも確認ください。この実は藁灰汁で煮出すと布を薄い黄色に染める染料になるようです。



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