大山鹿さんの晴れ後、丹沢、金時、高尾、そして、C級グルメ

山野草、山頂からの絶景、希少動植物、また、C級グルメ紹介など

本谷川林道

2013-03-31 15:45:37 | 渓流釣り
2013年3月31日 曇り
今日で3月も終わりですが、寒い一日でしたね。花見もアパートの近くで催されましたが、桜が半分以上散って、かつ、花冷えの一日でしたから、模擬店などを出された方は大変でした。話は全然違いますが、昨日は大山鹿のアパートはタラの芽の天ぷらと山女の塩焼き&唐揚げで盛り上がりました。大山鹿のツレも久々の会心の笑みでした。特に、タラの芽の天ぷらは約一年振りの献立ですから、良かったですよ。スーパーで売っているのは、キノコのように栽培されたタラの芽ですから、天然物と比べれは味が(ヾノ・∀・`)ナイナイです。天然は、例えれば、蕗の頭の天ぷらに匹敵する位、味と香りがあります。幾らお金を出しても、これは味わえません。(^。^)ニコニコ。あまりの美味しさに写真を撮り忘れてしまいました。山女魚の塩焼きは3月2日のブログを参照してください。そして、3月5日に紹介した山女魚の唐揚げに一緒に写っていた蕗の頭がタラの芽に変わったと思ってください。念のための5日の写真の拡大をご覧下さい。


林道には黒文字と同じくらいにキブシ(木五倍子)が花を咲かせていました。キブシ科の木で、5-6個の花序が並んで枝から垂れ下がっています。黄褐色の実がなり、この実を染料の五倍子(フシ)の代用品としたことから、木の五倍子と命名されたようです。


また、蕗の頭(3月5日ブログ)で紹介した岩団扇も沢沿いの茂みに咲いていました。変わったスミレだなと思っていたら、花の形が岩団扇でした。最近、スミレ学者に成りそうな程に観察力が増して来ています。


ミツバツツジも可憐に咲いていましたよ。丹沢ではトウゴクミツバツツジもある様ですが、5-6月に花を付けるようなので、これはミツバツツジでしょう。林道が急に華々しくなりました。



締めは、ガマガエルの棒状の卵です。昨年、2012年4月15日の丹沢・大山ブログで紹介したカエルの卵が本谷川にもありました。川の脇の方で浅かったので、ガマガエルが溺れて事切れている様子はありませんでした。



山女魚釣行(2)

2013-03-30 13:33:57 | 渓流釣り
2013年3月30日 曇り時々霧雨
3月も終わりになったのに、冬に逆戻りの様な天候ですね。花見に出かけた方も多いと思いますが、暖かくして出かけられましたか?大山鹿は霧雨にも関わらず山女魚釣りを楽しんで来ました。花曇りは釣りに最高な条件ですが、霧雨が混じるとやっぱり気持ちが折れますよね。と言う事で、午前中で撤収してきました。
 さて、渓流沿いには春の花が沢山咲いていました。先ずは黒文字の花です。黒文字は蕾の写真を2012年12月18日に楊枝にすると香りの良いですと紹介しましたが、遂に花開きました。黄色い小さな花ですが、この時期、葉が出ていない木々の間で一際目立ちます。

次は、ブログ初登場のヒトリシズカ(一人静)です。一人静はセンリョウ科の多年草です。花の可憐さを静御前に例えて名付たようです。静御前と云えば2012年7月1日ブログ梅雨合間の鍋割山で紹介した二人静がありますが、その二人静と対比するような命名ですね。

本日の山女魚達です。丁度、塩焼きサイズが揃いました。やっぱり花曇りの日は釣り日よりなのでしょうか。花曇りは山女魚の食欲を増す?、それとも、警戒心を薄める効果があるのでしょうか?

更に、例年より2週間程度早くタラの芽が食べ頃を迎えていました。今年は早めの仕掛けが出来て、昨年より粒が揃った感じがします。ここまで揃ったら今夜は山女魚の塩焼きとタラの芽の天ぷらでしょうかね。

御負の滝の写真です。林道沿いから撮影しました。黒文字や一人静以外にも沢山のスミレなどの写真も撮ってきましたので、追々、紹介します。


ご近所の春

2013-03-29 19:26:14 | ご近所の話題
2013年3月29日 晴れ
今日は暫く振りに暖かくなりましたが、暖かいとノンビリとお勤めが出来ました。南国の人はこんな風に仕事をしているのでしょうか。今日はゆったりとした春の話題を集めてみます。先ずは、ツクシ君でしょうか。大山鹿がお勤めに向かう駅までの道々には空き地が沢山有りますが、そこにはツクシが出ています。先を急いでなかなか撮影できませんでしたが、今日はノンビリ気分で、まあ、遅刻も珠には良いじゃないかとツクシ君を観察しました。ツクシと言えば、キャンデェーズですね。「ツクシの子が恥ずかしげに顔お出します。もう直ぐ春ですね。彼を誘ってみませんか」ですよ。キャンデェーズ最高ですね。


そして、大山鹿のアパートのベランダでは、ローズマリーが花ざかりです。昨年、2012年の7月20日のブログにベランダでローズマリーが花ざかりと紹介しましたが、今年はもう花が満開です。その時は、ローズマリー(Rosmarinus)は「海のしずく」の意味で、愛とか貞節の花言葉があるそうですと紹介しました。


面白い写真です。昨年に咲いたホオズキ(鬼灯、酸漿)はナス科の植物で、花言葉は「偽り」です。7月にはホオズキ市が日本各地で催されますよね。そのホオズキも今となっては中の実がメシュの隙間から見えちゃうので、偽り様が無くなります。スッポンポンのホオズキかな。


今日は、菊多浦で撮れたカレイではありませんが、大山鹿の大好きなカレイの唐揚げです。餡かけを載せても良いのですが、このままでもサッパリして美味しいですよ。勿論、ビールも合いますが、本日は丹沢の名水がお供をしています。名水を選択した理由は、これも大山鹿の好物ですが、キツネの卵とじもあったためです。カレイの美味しさが際立つ、黄金コンビです。皆さんも是非試して下さい。


さて、明日は花見かな?それとも、寒そうだから、タラの芽を取りにでも行ってこようかな。天然タラの芽の天ぷらは貯まりませんよね。

丸政 駅そば

2013-03-28 17:45:00 | 旅行
2013年3月28日 晴れ
大山鹿は大阪辺りをうろうろしていたので、雨に気付きませんでしたが、関東は昨日雨だったようですね。今日は気持ちの良い晴天で、春らしい一日でした。さて、今日のお話は一昨日の高尾山スミレの続編で、アズマイチゲやイチリンソウです。花の専門家に二度も言い負かされたので、負けず嫌いな大山鹿は6号路で写して来たイチリンソウを自慢しました。しかし、花の専門家のお姉さんはニリンソウであると云うのです。花が一輪だからイチリンソウと思っていましたが、実は、ニリンソウは二輪ばかりでなく、一輪や三輪の花を付けるいい加減な花らしいです。見分け方は花の大きさややはり葉の形です。イチリンソウは葉が数枚に深く切れ込んでいますが、ニリンソウは3枚の葉が花と同じ所から輪生して形も丸みを帯びて切れ込んでいます。更に、高尾山ではイチリンソウは日影沢辺りに多くありますが、咲いている群落的には大部分がニリンソウとのことでした。今まで一輪がイチリンソウと思っていた軽い大山鹿はカルチャーショックを受けました。この前撮影した中にはイチリンソウは一枚もありませんでした。一輪しか咲いていないニリンソウです。
残念ながらイチリンソウは写真がありません。(絶対、撮影してきますから、乞うご期待)


 もうこうなれば、前から疑問に思っていたアズマイチゲの写真も診て貰いました。やはり、下の写真はキクサキイチゲでした。見分け方はやはり葉にあった様です。花に目が行ってしまうと区別が着かなくなりますね(人の見分け方にも似たところがありますよね)。3枚に分かれた葉が一箇所から3組輪生しているのがアズマイチゲ(先ほどのニリンソウと同様)で、菊のようにギザギザした数枚の葉が3組根元から伸びている(先ほどのイチリンソウの様)のがキクサキイチゲの様です。いや、今回は大山鹿の乾杯でした。花の専門家のお姉さんに弟子入りしたいようです。写真は順にアズマイチゲとキクサキイチゲです。


さて、今日の逸品は桜肉を載せたお蕎麦です。小淵沢駅にある創業大正7年からの老舗 丸政の駅そば屋さんです。丸政さんは美味しい駅弁が有名で、駅の蕎麦は副業かもしえません。丸政の駅そばで一番人気は山賊そばですが、鳥の唐揚げが吃驚するほどの大きさで出されます。これがなんと380円とワンコイン以下の低料金なのが嬉しいですよね。食べログ評価は駅の立ち食いそばにしては破格の3.6を記録しています。名古屋駅ホームのきしめん屋さんより高得点です。今回は、この山賊そばが売り切れで桜肉蕎麦としました。桜肉は昔懐かしい昭和的な鯨肉大和煮の缶詰めの様な味と食感がしました。桜肉は馬肉ですが、刺身にした時の色合いから桜肉と呼ばれている説もあります。鹿が赤色なので紅葉となり、猪が牡丹ですから、案外、勢いで馬を桜に例えたのかも知れません。兎に角、桜肉もいっぱい載っていたし、お蕎麦も美味しかったですよ。次回は山賊そばをアップしますから乞うご期待です。



山陰 松葉ガニ

2013-03-27 17:44:51 | 旅行
2013年3月27日 曇り
今日も冬のような寒さが続きますが、皆さん暖かくしてお過ごしですか。最近、大山鹿は山陰の地を訪れてきました。山陰は米子空港と出雲空港と50-60kmの距離に2つも空港がありとても便利なところです。今回は米子から出雲へ移動しました。米子と言えば、やっぱり、松葉ガニでしょう。しかし、大山鹿の様な勤め人が昼から食べられる分けもありません。油の乗った冬のブリを中心としたお作り、天ぷら盛り合わせ、小鉢、茶碗蒸しが付いて1000円のランチセットがありましたから、松葉ガニには多少未練があますが、迷えずこのランチを選択しました(ツレがいないと松ちゃんは手が出ず….無念)。何時かは松葉ガニと思って、写真を撮ってきましたからご覧ください。また、盛り合わせの昼食膳とその中で特に美味しそうだった冬のブリ刺を拡大アップします。


山陰の百名山と言えば大山(ダイセン)ですよ。伯耆国にあるので伯耆大山とも呼ばれ、出雲国風土記の国引き神話にも出てきます。出雲国風土記では火神岳と記されています。大山鹿の故郷の丹沢山塊の大山はオオヤマと呼びます。何か、神々の故郷の山陰では呼び方も品格がありますね。標高1799mの大山は西から望むと富士山の様に見えますが、南方からの眺めは馬の背の様に尾根には幾つもピークがあります。縦走すると気持ちよさそうですね。移動中に写したので綺麗に撮れませんでしたが、雄大な大山をご覧ください。


出雲空港では名物の赤貝を佃煮、ぬた和え、貝のままの3種類の赤貝料理を注文しました。特に、「蒸した赤貝」と「湯がいたわきげ」を酢味噌で和えたぬた和え料理は郷土料理と言う感じがしましたよ。ところで、島根県と言えば宍道湖のシジミ(蜆)かなと思っていましたが、出雲まで行くと赤貝が郷土料理なのでしょうか。丹沢の麓から眺めると、松江も出雲も誤差範囲に入る様な距離ですが….


今日は御負けに大山鹿のアパートの近くの夜桜をアップします。先日は半月の頃の月を一緒に撮りましたが、今回は月も丸くなって来ています。花冷えが続きますが、桜は良いですね。



スミレ 高尾山

2013-03-26 17:58:03 | 高尾山
2013年3月26日 曇り後晴れ
今朝は思ったよりも風が冷たくコートを羽織っている人が多かったですね。大山鹿はその辺を全然気にしていなかったので、寒い思いをしてしまいました。

スミレは名前を区別するのは大変ですよね。まさか、タチツボスミレは東京あたりではもっともポピュラー種類なので間違っていないと思いますが....大丈夫ですよね。


花の形が似ているのでこれが有名な高尾スミレだよねとツレと話し合っていると、植物学者、或いは、高尾山の学芸員風の人が間違いを教えてくれました。高尾スミレは未だ開花していないようで、また、高尾山固有のスミレではなくて最初に発見された場所が高尾山だったので名が付いたようです。このスミレの名前はエイザンスミレでした。確かに高尾スミレとは葉の形が全然違っていました。更に、エイザンスミレと似たヒゴスミレとの区別法も教えて貰いました。葉の切れ込みが3裂の葉はエイザンスミレで5裂がヒゴスミレと区別されるそうです。また、ヒゴスミレは高尾山では見られないが陣馬山で稀に観察されるようです。よくもまあ、花を見ただけで其処まで語れるものですね。


次はヒナスミレでもひと悶着ありました。これは間違いないと思っていましたが、先ほどの学芸員さんが言うには、確かにヒナスミレではあるが、葉にフ(白い模様)が入っているのでフイリヒナスミレが正解のようです。参りました。


とても疲れるブログとなってしまいましたが、スミレは三色スミレ、唯のスミレ(紫色の花)から始まって奥が深い..今日のブログに登場しなかった高尾山のスミレにはヒカゲスミレ、マルバスミレ、コミヤマスミレなど沢山あります。
まあ、高尾山の6号路入山口近くにある七福神でも眺めてお休み下さい。

名古屋 どてと串カツ

2013-03-25 19:19:16 | グルメ
2013年3月25日 曇り時々雨
小雨がたまに降る月曜日らしい一日でした。今日はスミレの話をするつもりでしたが、名前と見分け方がごちゃごちゃになってしまい、もう少し整理してからお届けします。今日は春の花などを愛でてみようかなと思います。まず、翁草(オキナソウ)です。翁草はキンポウゲ科の野草で、翁のように白い毛の様なものが付いていて、花が終わるとチングルマのように白髭が伸びたようなものが出てくることから名付けられたようです。また、有毒で動物が食べないので群生し易い野草らしいです。写真は震生湖で撮影しましたが、白髭は未だの様です。


因みに、昨年5月の連休に撮影した翁草です。花が終わるとこんな感じ!になります。


ミツバツツジも紫色の綺麗な花を咲かせ始めてきました。この時期に登山をすると山桜やツツジなど花咲爺さんが悪戯をしたように山肌のある所だけピンクや紫色に成っていて春だねと実感できます。春霞のこの季節が一番ほっとできるタイミングのような気がします。


紅白のボケです。ボケですが紅白に咲き分けるなんて結構お利口さんなのかもしれません。


今日の鳥はブログ初登場ですがミソサザイ(漢字変換不能)です。留鳥ですがこの時期盛んに囀っています。鶯のように声が通りますが、ミソサザイは多少金属的な響きでしょうか。渓流沿いなどを好んでいるようです。サザイは古語で小さい意味のようで、所謂、小さい鳥と命名されたようです。小さいくせに大きな声で囀りますから、茶色のジミーな小鳥ですが、皆さんこのアンバランスに吃驚しますよ。



さて、今日の一品は串カツとドテのコラボですよ。春の話題からいきなり八丁味噌文化へ突入ですが、名古屋で新幹線の待ち時間も十分にあったので、串カツをドテの味噌ダレで頂くことが出来ました。八丁味噌は不思議な味を醸し出してくれますね。普通のウスターソースと食べ比べてみましたが、ウスターソースがサッパリして美味しかったです。ドテはホルモンの味も付いているからか、味が複雑になりすぎた気がします。

ムササビ撮影(追記2015年10月、2016年6月)

2013-03-24 17:21:54 | 高尾山
2013年3月24日 曇り時々晴れ
 今日は薄曇りで小寒い一日でしたが、桜も満開になり花見に出かけた方も大勢いたでしょう。大山鹿は知人の庭の雑草取りを手伝ってきました。汗をかくほど暑くもなく、更に、毛虫などの虫を心配する事もなく気持ちよく雑草と格闘してきました。
  さて、昨日のムササビ撮影ですが、諸般の事情から次回へ先送りとなりました。昼食を済ませて高尾山に到着したのが13時頃でしたから、時間的な余裕は十分にありました。冬の間は凍結などで危険な沢沿いの6号路から高尾頂上を目指しました。沢沿いにはいろいろ山野草がありましたが、今回は、猫の目と名前がつく野草を紹介します。先ずは、「猫の目草」で、ユキノシタ科に属しますが、皆さん、どの辺が猫の目か分かりますか?大山鹿も暫し考え込んでしまいましたが、答えが見つかりませんでした。実は、細長い実が割れて茶色の種が見えると猫の目のようになるようです。つまり、花も咲いていない写真からは命名した理由な想像も出来ない様です。


次は、「汚れ猫の目草」です。どの辺が汚れているのか分かりませんよね。細長く割れて茶色の実が弾けるようです。
これも実が割れた様子が猫の目に似ていることから「ネコノメソウ」で、ヨゴレは、灰白い模様が入っている葉が汚れているように見えることから「汚れ」と表現されてようです。


「花猫の目草」雄しべが赤いのと白いのがあるようです。5mm位の小さな花ですが、沢沿いに群生していると目立ちますよ。これも実が割ると猫の目になるのでしょうか?結実の頃6号路を登ってみましょう。


こんな可愛い花が猫の目に例えられるのですから、昔の人は猫を甘く見ていたのでしょうか。本当の猫の目はこれですよ。


また、6号路ではカエル、或いは、カワズがお大きな声で鳴いていました。穴の中で泣いているので姿を写真に収められませんでしたが、綺麗な鳴き声でしたよ。写真は1号路の駅近くの池で出産の準備に忙しそうなカエルくんです。こちらは可也遠かったのですが撮影出来ました。目が蛇の目の様な怖さですね。


皆さん、猫の目3連発如何でした?ここからが本題のムササビ君です。ムッちゃんは日没から30分位してから活動を開始する様で、今頃は早くても18時過ぎからが本番でしょうか。大山鹿の計画では18時頃まで天狗ドックを肴にビールなどで気勢を上げて、ムッちゃん撮影に移動するはずでした。処が、処が、レストランや茶屋はΣ(゜д゜lll)Σ(゜д゜lll)ナント15時、遅いところで16時で店仕舞いと成っていました。ここで計画に破綻が見えてきました。更に、ジャンパーを一枚余分に羽織った格好で、手袋も持たずに出撃した大山鹿は寒さに耐え切れなく成りました。追い討ちを掛けたのがツレの呟きでした。ツレは「暗い処で空中を飛ぶムッちゃんをアンタが撮れる訳が無い」と言い切るのでした。確かに、蛍さえ撮れなかった腕前ですから(2012年7月29日尾瀬ブログ)、絶対の説得力がありました。この当たりをクリアーにしておかなければ....課題が見えてきました。折角、盛り上がったやる気に冷気と冷水を浴びせられました。やっぱり、女、子供は男のロマンが分からないのですね。無理と分かっていても諦めないのが大山鹿の馬  鹿たる所以でしょうね。しかし、今回は心で罵りながら、「寒いから下山するという」ツレの意見に従順して、無念のリタイヤーとなりました。今度、寒い時に挑戦する時は凍傷になっても絶対一人で行きます。皆、待っててね。
ムッちゃんの巣穴の様な大きな榁でした。


よー、ムッちゃん、待ってました。(高尾山ビジターセンターにいたムッちゃんです)


このブログが人気でアクセスベスト10に入っているので御岳山で実際にムササビを撮影(2013年6月9日)した画像を追加します。皆も御岳山のムササビ観察会に参加を!ムササビが君を待っている。






明日は高尾山のスミレを紹介します。植物学者の様な方にいろいろ教えて頂けましたので、皆さんにも受け売りですが、2-3ご紹介します。スミレは奥が深いですよ。

ムササビ リベンジ予告

2013-03-23 08:23:20 | 高尾山
2013年3月23日 晴れ後曇り
明日の天気が崩れそうなので、今日は先日見逃した高尾山のムササビのムッちゃんを撮影に出かけます。帰りが遅くなりそうなので、出掛けの駄賃にブログをアップしてから出かけます。これで心ゆくまでムッちゃん撮影に千年出来ることに成ります。千年は粘らないつもりですが…結果はあすのブログに期待してください。
 さて、今日はムッちゃん撮影の成功を祈願してお地蔵さんにお願いしましょう。皆さんも一緒に頼みますよ。金比羅神社近くで見かけたお地蔵さん2連発です。


そして、ブログ初登場になりますが、カシラダカ(頭高)です。先日、高尾山で撮影したのですが、名前が分からなくて調査中でしたが、やっと分かりました。日本では冬に多く見られ、スズメ目ホオジロ科に属しますから、ホオジロによく似ています。鶏冠が少し立っているので頭が高いと名付けられたのでしょう。高尾山は東京なのに自然がイッパイですね。


そして、山野草園の職員の方に教えて貰ったのですが、シソ科のキンランソウ(金ラン小草:ランの字が変換できません「やまいだれ」へんに倉と書きます)です。別名を「地獄の釜の蓋」と呼ばれ、地べたを覆い隠すように葉が広がっていることから、地獄の釜に蓋をする様な連想が生まれたようです。昔の人の想像力は凄まじいですね。花は1cmに満たない小さなものですから、職員の方に教えて頂けなかったら見逃していたでしょう。


優しい猿さんと明日のブログを楽しみにして頂戴。

米沢牛ラーメン

2013-03-22 19:30:43 | 旅行
2013年3月22日 晴れ
今日は気持ちの良い一日でしたが、皆さん元気でお勤めしましたか。大山鹿は色々ありましたが、何とかお勤めを全うしてきました。明日から、また、お休みですから体調が回復する前に休日が来ちゃったようです。大山鹿も最近登山もしないで、ブログの為に名物を食してばかりいるので、メタボっ腹が復調してしまいました。お勤め先で座って仕事をしていましたが、Σ(゜д゜lll)ナント、ベルトが壊れてしまいました。革を挟み込んでいる所が腹圧に耐えられなくなって、ピーンと外れてしまいました。吃驚ですね、更に、その状態でもズボンがずり落ちることは一切ありませんでした。ブログのご当地メニュー紹介を中止しないと大変な事態に成りそうです。
 さて、今日は昨日訪れた米沢の様子をお話します。昨日、諸用があって米沢を訪れましたが、春先の服装で出かけたら大変寒くて閉口しました。福島駅を過ぎた辺りから、雪が見え隠れして少し不安になり、山越えでは雪深さに驚愕しました。写真をご覧下さいな、雪深いでしょう。山間では吹雪いているようで何かイヤーな風景で、米沢では雪がチラついていました。明け方までは吹雪いていたそうです。コートなしでウロウロしている大山鹿は、間抜けのサラリーマンという感じでした。寒さで気が変になって、昼は米沢牛ラーメンを注文してしまいました。普通の米沢ラーメンが600円の所が、米沢牛ラーメンになると1200円とサラリーマンの昼食としては破格の値段となりました。注文された方もビビった様で、行き成り自転車で走り出してしまいました。おいおい、何処へ行くの???と不安に思っていると、パックに入った米沢牛肉を買って来ました。おーい、マジかよ(-.-)。心配でしたが、ラーメンはイマイチでしたが、牛肉はすき焼き、或いは、肉鍋で食べたい品質の物でした。年が明けて3度目の米沢訪問でしたが、米沢牛的には、今回が最高品質でした。米沢の雪景色と合わせて米沢牛ラーメンをご覧下さい。
まだまだ真冬の米沢を車窓から写して見ました。


最高品質の米沢牛でした。注文を聞いて買い出しに出かけたマスターご苦労様でした。


米沢の春も早く来るように皆さんで祈りましょう。春一番は節分草ですよね。大山鹿の丹沢辺りでは、節分の頃に咲く花で節分草と命名されています。米沢では雪が溶けていませんでしたから未だなのでしょうね。


そして、春の訪れを代表する猫柳です。猫じゃらしと同じ感覚で命名されたのでしょうか。大山鹿のアパートの近くでは既に花開いていますが米沢でももう直ぐですよ。頑張って下さい。

早春の花々(2) 箱根湿性花園

2013-03-21 17:56:05 | 四季
2013年3月21日 晴れ
今日は風が少し冷たかったかな。大山鹿は真面目にお勤めをしてきました。目いっぱい労働した後は、何か清々しいですね。昨日の開園と同時に訪れた箱根湿性花園の早春の花々を紹介します。
 トップバッターはコシノコバイモ(越の小貝母)です。ユリ科の10-20cmの多年草で、釣鐘状の目立たない花を咲かせます。越後の小貝母(コバイモ)と云う意味で、例えば、甲斐の国に咲くものは甲斐コバイモと呼ばれ、各地の名前+コバイモの呼び方が沢山あります。残念ながら箱根の山々には繁殖しておらず、新潟県(越後)、福島県、北陸地方などで多く見られるそうです。普通に撮るとジミーな釣鐘状の花ですが、例の撮り方ですと、釣鐘の内側は綺麗な色彩の模様があり、外見からは想像出来ないですね。ボーとしている労働者諸君も夕刻になると元気一杯に変身するのと似ていますかね。


次は、紫色のイチゲ(アズマイチゲ?)を撮影していたらセントウソウ(仙洞草)が同時に写っていました。仙洞草は小さな花を咲かせるセリ科の多年草で、オウレン(黄連)に似ているので黄連騙とも呼ばれているようです。目立たない花ですが、花は、花ですから、愛でてあげてください。


白い猩々袴です。猩々は中国のから伝わった伝説の生き物で、酒を好みオラグータンの様な動物と考えられます。この猩々を題材にした演目から、大酒豪や赤いものの意味も付け加わりました。普通、猩々袴はユリ科の多年草で、冬に葉が赤くなり袴のように見えることから猩々(赤い)袴と命名されたようです。赤袴より猩々袴の方がカッコ良いです。暖かくなると葉は緑色になってくるようです。花は薄い紫色ですが、今回、白い花を着けた猩々袴がありましたから紹介します。名前の由来は分かると親しみが湧いて来ますよね。


今日の一品は蒲焼にしたら美味しそうな鯰です。湿性花園の池を悠々と泳いでいました。春ですね鯰も水面近くを泳ぎまわるようになりました。湿性花園の池は箱根の山々の湧き水ですから、清い流れで鯰は住めないかなと思っていましたが生きていけるのでね。蛙などを丸呑みするのでしょうか?まあ、掴めて蒲焼にはしませんでしたが、夕食はスーパーから買ってきた蒲焼で一杯やりました。因みに、蒲焼に乗っている山椒の新芽はアパートのベランダで育てている山椒の木から採ってきたものです。取り立てで香りが最高です。





箱根湿性花園

2013-03-20 16:38:16 | 四季
2013年3月20日 曇り時々晴れ
午後から南風が強くなり雨が降りだしそうでしたが、何とか無事帰れました。今日は彼岸の中日ですから、大山鹿のおばあちゃんにより殺生は禁じられていますから、渓流釣りは御法度となっています。山登りも天候に不安が残るし...
早春の花々は先日高尾山の山野草園(3月17日ブログ)で見てきたので、何処に行こうか迷いましたが、結局、今日開園する箱根湿性花園へ行ってきました。帰りがけに某所・権現山の様子を見てきましたが、南風が強くなったため、長居をせずに帰ってきました。それでは、今日から始まった湿性花園の第一弾紹介です。
 先ずは片栗ですが、先日の高尾山の山野草園で職員の方に教わったアングルでの撮影を試してみました。皆さん、どう頑張ったか分かりますか?
皆さんが良く撮る普通のアンクルからの片栗の花です。


そして、次の一枚が今回初挑戦したアングルで、面白い模様が見えるでしょう。外側のガクの模様でしょうか?皆さんも頑張って撮影して下さい。


春一番と言えば座禅草ですよね。今年は春がダッシュで来ちゃったので、高尾山の山野草園の座禅草も終わりに近づいていましたが、湿性花園も4月までは持ちそうにありません。生を見たい人は早めに訪れてください。


水芭蕉も同様に、大分、終わりつつあります。お早めに( ^ω^)_凵 どうぞ。一週間くらい早く開園すれば良いのでしょうが、箱根町立の花園ですから....



今日の一品はカレーうどんです。湿性花園を出た所にありました。湿性花園の中にある喫茶室のソフトクリームの割引券を貰ったので散策の後に食べようと計画しましたが、風が冷たく思ったより冷え込んだので、冷たいものと言うよりは湿性花園を出て暖かいカレーうどんにしました。何時もの癖で大盛りを頼みましたが、特盛位のボリュームがありました。玉ねぎの使い方が面白くて、フランスのオニオンスープの様に、玉ねぎを形が崩れない範囲で十二分に煮込んでオニオンカレー風うどんという感じでいた。メタボっ腹に爆進中です。


明日はその他に湿性花園で撮影した貴重な早春の花々を特集します。ブログ初登場も可也有りますからお楽しみに。
See You.

夜桜

2013-03-19 19:32:31 | 四季
2013年3月19日 晴れ
夏日を記録した所もあるようで、暑い?または暖かい一日でしたが、皆さん夏バテなど大丈夫ですか。お天気予報のお姉さん、お彼岸の週ですから多少暖かくまでは当然ですが夏日はちょっと遣り過ぎですよ。よく使う彼岸ですが、明日は彼岸の中日ですから、少し整理します。彼岸はあっち側の世界で阿弥陀仏が住み、ちゃんとしたご先祖様が住んでいる極楽浄土を指します。彼岸の中日、即ち、春分や秋分の日は太陽が真西にある極楽浄土(西方浄土)に沈みますから、阿弥陀仏の拝礼に相応しい日と考えられているわけですよ。そして、この日に先祖の供養を込めて、お墓参りをする習慣となった様です。お墓が近くに無い人も西に沈む太陽に向かって礼拝しましょう。ブログには有難い石像をアップしておきます。


今日は、満開の桜と半月のコラボをお届けします。距離が大分違うので桜にピントを合わせると月がボケてしまいます。こんな時はどう対処したら良いのかしら?合成写真にする訳にも行きませんから....困りました。そうだ、レンズを変えて撮ってきてみますね。(2枚目の写真ですが、やっぱり月がボケます)



高尾山ケーブルカーです。意味もなく載せましょう。


そして、今日の一品はタラの芽の天ぷらにしましょう。ただ残念ながらタラの芽が充分育っていない為、取り敢えずタラの芽の写真をアップします。この芽が食べられる大きさに育つにはもう1-2週間掛かるのでしょうか?タラの芽と山ウド、そして、山女の天ぷら/(^o^)\ワー最高!


明日は天気も良くなさそうなので、何をしようか。

啓蟄 高尾山

2013-03-18 17:38:47 | 四季
2013年3月18日 曇り
南風が強く11日の日曜日の様な天気でしたね。塵霧と花粉が入り乱れたどう仕様も無い天候でした。目の中に何か飛び込んできて、ウサギの目に成っちゃいました。昨日のブログの様に桜も咲き始めいよいよ春本番ですかな。春と云えば菜の花のお浸し(2月19日ブログ)も美味しいですか、大山鹿のおばあちゃんが作ってくれた辛子菜のお漬物も春先の逸品と云えるでしょう。辛子菜はほうれん草や小松菜の様に大量に栽培されてはいませんから、入手困難野菜の一つです。JA直営の販売所などで偶に見かけます。歯触りは野沢菜の様ですが、ピリリと辛い大人の味わいです。さっと下湯でして、塩で漬け込みます。簡単レシピですから、是非、試してください。写真の様に、辛子菜で黄色い炭酸水をキュートすれば貯まりませんよ。


さて、今日は啓蟄を迎えた高尾山の虫たちが題材です。山野草園や登山道にスミレなどが開花していましたから、3種の蝶類が飛んでいました。また、山野草園の職員の方によると、先週の金曜日頃から石垣の割れ目にトカゲが出てきたそうです。トカゲの写真も一応写しましたが、恐怖で手振れしてしまい皆さんにお見せできる状態ではありません。蛇やトカゲの爬虫類は写真を見てもビビリますよね。手振れして調度良かったですね。
先ずはルリタテハ蝶です。青い蝶を追いかけ始めると人生を狂わせることになるかも知れませんが….青い鳥よりはマシかな。ルリタテハ蝶は10月24日ブログでも紹介しましたが、冬を越したルリタテハ蝶は少し色あせているのかな。


2番手は3月9日の金時山ブログでも登場しましたが、ヒオドシ蝶です。やはり、縁の黒が少し薄い感じがします。


3番手は名前不明です。調べたら、天狗蝶で、タテハ蝶科でした。天狗の様な鼻が名前の由来です。高尾山らしい蝶ですね。幼虫は榎木の葉を食べるそうです。



今日の締めは高尾山サル園の風景です。3枚連続でお楽しみ下さい。小猿を中心に写してみました。サルは人に近い動物ですが、笑顔はなかなか見せないですな。猫、犬、馬鹿、そして、今回の猿ですが、目だけを見ると怖い感じがしますね。
トップバターは綱渡り猿です。実は紐の端にバナナが括り付けてありました。馬鹿はニンジンですが、猿はバナナですね。


次は、特性ブランコを楽しむお猿さんです。子供はブランコが好きなんですね。


最後は甘えん坊の猿さんです。オッパイをせがんでいるとか?


高尾山 山野草園

2013-03-17 15:37:40 | イベント
2013年3月17日 晴れ時々曇り
今日も野外活動には最高の天気でしたね。しかし、大山鹿はご近所の寄り合いが目白押しの日曜日で山に出撃出来ませんでした。ご近所の散歩や散髪などで一日を過ごしました。朝方、散歩していたら桜が開花していましたよ。咲き具合からして昨日も開花していたような感じがしますが、昨日は高尾山に突撃でしたから、電車の時間に追われて花のチェックを怠っていました。夕方、東京で開花のニュースを聞き、今朝、アパートの桜を見た訳です。ニュースより早く気付きたかったですね(-.-)。まあ、( ^ω^)_凵 どうぞ咲き始めた桜の花をご覧下さい。


さて、今日は緊急性の高い話題からお知らせします。昨日、高尾山の山野草園を訪れたことはブログに書きましたが、可憐な花が多く咲いていたのですが、時期が終わりに差し掛かっているものも幾つかありました。先ずはカタクリ(片栗)です。昔は片栗粉の原料でしたが、今は芋類からの澱粉で作っているようです。とても可憐な花で、ベランダでも育てようと試みましたが夏の暑さに殺られてしまいました。花の奥を写すと綺麗な模様が撮れる様ですが、鏡などの小道具を使ってください。また、座禅草は6月初めの尾瀬ブログにも登場していますが、春一番に湿原に咲く一風変わった花です。所謂、普通の花ではなく水芭蕉の様に芋の仲間でガクが花のように見える種類です。片栗、座禅草共に2012年3月24日にアップした箱根湿性花園のフォトチャネルにも水芭蕉など一緒に掲載されています。これらの本物が見られますから、皆さんもご興味があれば20日位に行かないと終わってしまう可能性があります。



高尾山の山野草園では春を告げる福寿草、一輪草、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、雪割草など沢山の春を告げる花が咲き誇っていました。ここからは可愛い花の写真を5連発です。ゆるりとご覧あれ。
先ずは福寿草で、黄色い花が可憐ですね。


続けて、アズマイチゲ、キクザキイチゲ、一輪草です。これらは花が咲いているときは見分けが付きますが、葉は猛毒のトリカブトと似ていますからお浸しにして食べようとは思はない方が長生き出来そうです。


小さくて可愛い雪割草です。


御負の黄連です。これも春を告げる山野草となります。


高尾山へはムササビのムッちゃんを撮りに行ったのですが、いつの間にか天狗ドックと春の山野草になっちゃましたね。明日は綺麗な蝶などを中心に高尾山の啓蟄の様子を紹介する予定です。