ポキポキの木にカイロの花

広島市東区の整体・カイロプラクティック「もりたカイロプラクティック」院長公認裏ブログ

ぽきぽきの造園記③

2008-11-28 | 趣味の花。

自宅に帰ってからの事。

除草剤撒布後の庭は
まるで冬が来たかのように折り重なって倒れている雑草…

…と思いきや、何も変わらないグリーンカーペット。

んんんー?何でかな?
あんなに罪悪感を持って除草剤を撒いたというのに
ほとんど効果はなかった様子。

よくよく見てみると、ツユクサは枯れているが
その上からまた新しい他の雑草が生えている。

ヤブガラシにおいては、前回よりも勢いよくその辺りの雑草に
巻きついている。

帰省してちょっと元気を回復した私は、
残念だったけど、ちょっとほっとしたような気持ちで
次は根ごとスコップで掘り起こし、熊手で集めるという作業に徹することにした。

8月の終わりであったが、それほど暑くなく、過ごしやすい日が続き
作業もはかどるかのように思えた。

…が、いざ掘り起こし始めると色々なものが出土した。

乾電池や陶器などの生活用品が少々、たくさんの割れ瓦、
そして貝塚だったのかよと思うほどの貝殻。
アサリとかではなく、シェルって呼びたいような貝が
ごろごろ出土した。

この時は出なかったが、後には
除草シート代わりに使っていたと思われる
バスマットや古タオルが驚くほど大量に出土するのである。

なんかもう疲れちゃったなー…とこの頃から思い始める。

私の敵はヨウシュヤマゴボウだけであったのだろうか。
奴はもう太い茎を残しているだけだ。
トカゲがいたっていい。実はちょっとかわいいなと思い始めている。
ヤモリは先日、家の中まで入ってきていた。
ここがバリ島だと思えばいい。チャーハンじゃなくてナシゴレンを作ればいい。
ヘビはまだちょっと抵抗があるが、きっと引っ越して行ったであろう。

寒くなったら、草だって枯れるさ。。。

こうして、共存もアリかもと感じながら、8月が終わる。

そして残暑厳しい9月、思いがけない助っ人が登場する。

続く


朝布団から起きる前にはネコ体操を。
もりたカイロプラクティック


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ぽきぽきの造園記②

2008-11-26 | 趣味の花。

真夏だというのに、長袖長ズボン、長靴、帽子、首にはタオル
蜂避け様のフェイスカバー、ゴム手袋と軍手の二重履き。

この怪しさ満点の格好で日々強制退去を迫りました。
トカゲは結構素直に引っ越して行きました。
ヘビは姿さえ見せませんでした。
色々な幼虫たちが一番気の毒だったのですが
隣が草地の駐車場のため、スコップの先っちょに乗ってもらい、
そちらに移動願いました。

やはり、しぶといのは雑草。
とくにツタ類はこっちに掴みかかってくるような勢いで伸びていました。

毎夜、悪夢を見ました。
ヨウシュヤマゴボウを切ろうとしたら赤い液体がぶしゅーっと
吹き出たりするような夢ですから普通の精神状態じゃありません。

私は負けました。
疲労と、恐怖と、夏の日差し。
何よりも雑草に。

そしてとうとう除草剤を使用することにしたのです。

しかし、いくら生き物に害がないと言えども
「枯らす」薬剤などなかなか恐ろしくて使う気がしません。
こんなものを使ってもいいものかどうか…
雑草を排除して美しい花だけを愛するのか?
また、『沈黙の春』などを思い浮かべたりしました。

でも、でも、でも~~~

もう限界なんだよう~~ごめんして~~~

しかし、撒くためには踏み込んでいかねばならず、
これがまた想像以上に大変な作業でありました。

剪定ばさみと熊手を持ち、
ばさーっ!と手前の枝葉から切り落とすのですが、
あっと言う間に足もといっぱいになるのです。
それをわしわしと熊手でかき集める…この繰り返しでした。
ツタ類やツユクサがその作業を邪魔するので
大変な根気が必要でした。

集中が切れたのはヨウシュヤマゴボウを切り取った時でした。
赤黒い実もたわわに実っていて、切ろうとすると
それがぶるぶるるんと震えるのです。
しかもはさみが入らない!格闘!
思わぬ展開です。
わぁーと叫んだりしながら、最後は脳から変なものが分泌されたのか
オイオイ泣きながら切りました。

ヤマゴボウが下の方の茎だけ残して倒れてしまうと
私はあんなにためらっていたのに
うわわわわーっと大急ぎで除草剤を撒いてしまいました。

撒き終わると、なんとなく興奮冷めやらぬような状態がしばし続き、
その後、立ち上がれないほどの疲労感に変わりました。

その憔悴しきった状態で
翌日から三重に帰省しました。

草が枯れていくところを、見たくなかったのです。

続く


背中が丸くなっていませんか?
もりたカイロプラクティック





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長期お休みすみません!治療院でなく、私が…造園記①

2008-11-25 | 趣味の花。

あれ?

こんなに更新していなかったっけ…。

やーやー、どーもどーも、長期無断休業失礼いたしました!

この数ヶ月、やらなければならないことがありまして
そのことが私にとって大きなストレスとしてのしかかっていました。

でもようやく重荷をおろすことができそう♪

一体、何をしていたの?
とお思いでしょう。

ええと…

庭仕事、です。

ガーデニングというよりは造園に近い作業でございました…。

せっかくなのでこのブログで造園記として発表させていただきます。


8月に引っ越した家は借家なのですが、
庭は好きなように使ってよい、とのことでした。
二人の娘が庭でおままごとなどをして遊ぶ姿を
夫婦で思い描いておりました。

いざ入居。
お庭は夏の日差しに負けない、元気いっぱいの名も知らぬ草花が
カーニバルの真っ最中。

要するに「荒れ放題」でして、、、

庭に出てみようか、と思うまで数日かかりました。

明らかに人間以外の生き物の気配を強く感じます。
しかも哺乳類じゃない。

とりあえず日当たりの比較的良い場所の草を刈れば
カサカサと逃げ出すトカゲ、ヤモリ、なぜかカニ。
誰かが財布から落としたと思いたいウロコがついた長い抜け殻。

裏庭はもっとひどくて
枯れ木が一本そのままで、
その横には2メートルほどに成長したヨウシュヤマゴボウ(毒草)が
赤紫におどろおどろしく立ち、
その2本に大きな黒い蜘蛛が巣を作っており、
ブロックをのければ大小のナメクジ。
足もとには一歩も踏み込めないほどにツユクサが蔓延っておりました。

その光景は子供の頃に絵本で見た
「パンドラの箱」を開けた時のようなひどい荒れ様でした。

私は一握りの希望を持って、この荒地に踏み込んだのであります。

…が、先住権をお持ちの方々にお立ち退きいただくことは
容易ではありませんでした。

続く

寒くなりました。体調管理のお手伝いに…。
もりたカイロプラクティック





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