もりたカイロプラクティックは本日も元気に営業中です。
もうええわと言われても、二日目の山陰旅です。
写真は夜明け前。
この日、明け方にトントコトントントコトンと和太鼓のような音色で目覚めました。
お神楽のような清々しい音で、出所を探ろうと部屋を出ると音はしなくなりました。
止まったなと思ってまた布団に入ると再び聞こえてきました。太鼓に加え歌声のようなざわざわした音も。
今度はベランダまで出ましたが、何も聞こえません。
部屋に戻り、自分たちのスマホを疑ったりしたのですがわからない。
結構大きな音なのに、私より音に敏感なはずの院長はすーすー寝ています。
なんだろうなとこの辺りから眠れなくなり、着替えて外に出ました。
・・・聞こえるのは風と波音だけです。
夜中に雨が降っていたのでもう朝日は見えないだろうなと諦めていたのですが、見上げると雨上がりで澄んだ空。
そのまま夜明けを待って海を見に行き、すばらしい朝日に出会ったのでした。
そんな不思議体験の後、境港の水木しげる記念館へ。
ゲゲゲの鬼太郎って見ていた世代が分かれると思うのですが、私は結構見てました。
夏休みに毎日やってたのよー東海圏では。新シリーズも見てたしね。
結構子どもたちは怖がってました。
私はよく、子どもにお風呂掃除を手伝ってもらうのですが、
その時に「きれいにしておかないとあかなめが来るよ!」って言っていたのです。
実際あかなめを見て、「これがあの・・・」と言葉を無くしておりました。ふふふ。
三女は恐怖のあまり抱っこされたまま降りることができずにいました。そりゃそうよね。
記念館を出た
妖怪食品研究所というところに売っていた目玉のおやじ。
見た目からは考えられないほど、上品なお味。お茶会などで出される繊細な上生菓子です。
こちらは松江で有名な和菓子屋「彩雲堂」が作っているそうです。「若草」、美味しいですよねー。あのお店がこれを・・・。
境港は完全に妖怪の街になってました。水木しげるロードはもちろん、フェリー、電車までにも鬼太郎が描かれていました。
すごく立派な観光資源です。
海鮮丼まで目玉のおやじに見えてしまったけどこれは違うだろうな。
ここ数年は帰る前に宍道湖のグリーンパークに寄っていたのですが、今年は米子の「米子水鳥公園」でBW。
正面には大山が見える素敵なところ。
最初はあまりにも人がいなくて、そして3月半ばと思えないほどの寒さでひるんだのですが、
園内に踏み込むと道路にもバンなどが歩き回り、サファリパーク状態。
人間よりも野鳥が強そうな雰囲気です。
フィールドスコープがずらっと並んだネイチャーセンター内では見たことのない鳥たちに会えて感動。
ミコアイサ、ツクシガモ、タシギにノスリ。それにカンムリのある水鳥や私の好きなキンクロも。
職員さんやボランティアの方もとても丁寧に説明をしてくださり、
お話するのが楽しかったのでつい長居してしまいました。
コハクチョウの飛来で有名なので、ぜひ今年の冬は早い時期に観測に来たいです。
ちょうど今、冬鳥と夏鳥が交錯する時期なのですよね。
多古鼻ではツバメも見ました。ヒバリもたくさんいましたよ。
この子はもうすぐ寒い地方へ帰りますね。
動かないでね撮らせてね、と言ったらしゃあないねって顔でじっとしてくれたジョウビタキ。
(もともと近づいてくれる小鳥ですが嬉しかったので)
ほんと、BWって何が面白いのでしょうね。何がかな?と思っているのに好きという不思議。
今年も二日間リフレッシュさせていただきました。
もしかして、朝、多古鼻で体験したことは妖怪の仕業なのかなー?
島根半島って古事記では神秘的な場所として描かれているから、そういうこともあるのかも。