巨樹・巨木観察会の話に戻ります。
雲仙市千々石町にある「専照寺の大イチョウ」です。
「イチョウ」は、中国原産の落葉高木です。
化石が残っていることから約1億5千年前、恐竜が繁栄していた時代にこの仲間(裸子植物)が繁茂していました。
人間なんかよりずっと古い地球の住人です。
日本では室町時代すでに植えられていたといわれ、神社や寺の境内には天然記念物に指定されているような老木や巨木もたくさんあります。
語源は中国語の「鴨脚(ヤーチャオ)」からきていると言われます。
葉っぱが鴨の足に似ていることからです。
専照寺の境内には2本の巨木があるのですが、写真では重なって1本に見えますね。
よく雄株と雌株の一般的な見分け方として「葉っぱの真ん中に切れ込みがありズボンのように見えるのが雄、切れ込みがなくスカートのように見えるのが雌」というものがあります。
しかし、これはまったく根拠がないそうで、「若い葉っぱには切れ込みがあり、年を取ると切れ込みがなくなる」のが正しいらしい。
一番正確な方法は、秋に銀杏(実)がなるかどうかです。
ちなみに住職さんの話では2本とも実がなるそうです。
雲仙市千々石町にある「専照寺の大イチョウ」です。
「イチョウ」は、中国原産の落葉高木です。
化石が残っていることから約1億5千年前、恐竜が繁栄していた時代にこの仲間(裸子植物)が繁茂していました。
人間なんかよりずっと古い地球の住人です。
日本では室町時代すでに植えられていたといわれ、神社や寺の境内には天然記念物に指定されているような老木や巨木もたくさんあります。
語源は中国語の「鴨脚(ヤーチャオ)」からきていると言われます。
葉っぱが鴨の足に似ていることからです。
専照寺の境内には2本の巨木があるのですが、写真では重なって1本に見えますね。
よく雄株と雌株の一般的な見分け方として「葉っぱの真ん中に切れ込みがありズボンのように見えるのが雄、切れ込みがなくスカートのように見えるのが雌」というものがあります。
しかし、これはまったく根拠がないそうで、「若い葉っぱには切れ込みがあり、年を取ると切れ込みがなくなる」のが正しいらしい。
一番正確な方法は、秋に銀杏(実)がなるかどうかです。
ちなみに住職さんの話では2本とも実がなるそうです。