島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

ナンテン(実)

2016-01-17 12:51:23 | 植物
桃源寺からの帰り道、民家の生垣に赤い実を見つけた。
正月からは半月ほど経ってしまったが、「ナンテンの実」だ。
昔からお正月には赤い実を飾る習慣がある。
「千両、万両、有り通し」と言うそうだ。
センリョウ(千両)は、冬の寒い時期に赤い実を豊かにつける貴重な植物で、その価値はお金(千両)に値するという意味で名付けられた、暖地の林に生えるセンリョウ科の常緑低木だ。
写真を入手したかったのだが、残念ながら雲仙では稀な植物なのだそうだ。
マンリョウ(万両)は、同じく暖地の林に生えるヤブコウジ科の常緑低木です。
アリドオシ(虎刺または蟻通し)も暖地の山地に生えるアカネ科の常緑低木です。
アリドオシは一両の別名もあり、ヤブコウジ(ヤブコウジ科)を十両、カラタチバナ(ヤブコウジ科)を百両として、ともに“金運を願う”縁起物になります。
話が逸れてしまったが、「ナンテン(南天)」は「難を転ずる」という意味合いで、不浄を祓うとされる縁起が良い植物です。
さて、ナンテンの解説ですが、
「山野に自生しているものも見られるが、古くから庭などに植えられ、生け花にもよく使われるメギ科の常緑低木です。
葉っぱに特徴があり、3回奇数羽状複葉で茎の先に集まってつきます。また小葉は広披針形で先は鋭く尖ります。
花期は5~6月、小さな白い花が円錐状に多数咲きます。」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

情報求ム!-堅心道固禅定門板碑

2016-01-17 10:19:38 | 雑談・その他
(以下は、森山町散策番外編時の天気です。)
多良岳方面は天気が回復してきているようだ。
山頂付近の降雪ももう止んでいるだろう。
相変わらず森山町からの景色は良いものだ。w
一方、雲仙岳方面に目を転じてみると、

まだ曇っているな~。
温泉街付近に降雪はなさそうだが、山の上は雲に隠れていて分からない。
かろうじて九千部岳に積雪がないのが見て取れる。

さて、「鳥島神社」と共に探しに来た「堅心道固禅定門板碑」だが、こちらについてはまったく情報が無かった。
仕方ないので諌早市役所森山支所を再度訪問して、尋ねてみる事にした。
市役所の方で知っている方はいなかった。
地図上でご近所の方に電話で聞いて頂いたそうだが、そちらでも有力な情報は無く、「もしかすると桃源寺の敷地内にあるかも知れない」との事だった。
そこで桃源寺の門を叩いてみることにした。

丁度、瓦の吹き替え作業中だった。
尋ねてみると住職さんは京都へ出張(?)中とのこと。
留守を預かっていた方も、森山町出身ではないとのことで分からなかった。
日を改めて伺うにしても、今回も何も分からなかった。
もし誰か情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、ご一報下さい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする