島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

重富海岸自然ふれあい館なぎさミュージアム

2017-12-23 13:28:27 | 観光・施設
姶良市(あいらし)は以前から知っていました。
島原半島がジオパーク認定を目指していた頃に「A-T火山灰」の名前のAの部分である事を知りました。
姶良-丹沢火山灰は約2.5万年前に噴出した火山灰です。
日本全国に降灰したことにより、地層の重要な指標となる層を形成しています。
知ってはいましたが、特段行きたいと思っていたわけでもなく、妙な縁を感じます。
さて、研修一日目の会場は「重富海岸自然ふれあい館 なぎさミュージアム」さんです。(表紙写真)
外観を撮り忘れてきました。^^;
「錦江湾奥部は、我が国随一の海域カルデラ景観を有する姶良カルデラからなり、平成24年3月16日に周辺カルデラ壁や錦江湾を眺望する展望地とともに、新たに霧島錦江湾国立公園に指定されました。」
私たち雲仙のように“生まれた時にはすでに国立公園だった”わけではなく、近年地元の人たちの熱意と活動によって勝ち得た国立公園です。

館内の展示物を見学したり、研修に集まった人同士で情報交換を行ったりしました。
研修の中身については、以前から私にはチンプンカンプンで、大半が右から左に流れていきました。
「なぎさミュージアムは、重富海岸を中心に錦江湾奥部の自然環境の情報提供や自然とのふれあいの拠点施設として、国立公園に編入されたことを機に設置しました。」
その前までは使用されなくなった海の家を再利用していたそうです。

背後にそびえているのが桜島です。
スタッフに案内して頂きました。
話を聞いていると熱意だけでなく、誇りを持って取り組んでいる事が分かります。
屋外に出て驚いた事が1つ。
12月だというのに・・・ツバメが飛んでいる!!
ここ数年内で越冬するツバメが現れたそうです。
記録を取り始めたそうですが、どうやら元々いるものではなく、北からの帰りのツバメが越冬するようになったそうです。
これも温暖化の影響でしょうか。
コメント
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