島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

加津佐町砂原のキリシタン墓碑

2018-11-27 12:51:10 | 歴史・史跡
権田公園をあとにして加津佐町の街中に入ってきた。
しかし、そうそう新しい情報なんてあるもんじゃない。
お店も知っているわけじゃないので、一旦口之津まで行って昼食を摂って戻る。
久しぶりに岩戸山・女島に登るか?とも思ったが、山に登るような格好じゃないし、腹一杯で動けない。w
仕方なしに食後の運動がてら野田浜海水浴場を歩いてみる。
すると防風・防砂林(?)の中に県指定史跡の石柱を見つけた。
おお〜これが「加津佐町砂原のキリシタン墓碑」か〜。

今回の台風のせいだろうか、トタンで作られた屋根が壊れている。
もうちょっと丁寧に扱えないだろうか。
「加津佐はかつて、島原半島南部にキリスト教文化が伝来し花開いた時代、一時コレジヨ・セミナリヨが置かれたこともあり、キリシタンゆかりの地である。
 そうした歴史の一端を物語るかのように野田浜海岸の松林に2基のキリシタン墓碑が静かに置かれている。
 1基は正面の軸部に美しい花十字の輪郭を刻んである板状扁平形伏碑で、他の1基は無紋無銘の板状平形碑であり、石材が堆積岩であるため胴半ばで斜めに半壊している。」(南島原市教育委員会)
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