島原半島博物日誌

島原にある某施設のスタッフが綴る非公認・非公式の個人ブログです。

山王自然公園(愛野町)

2011-07-06 14:24:55 | 雲仙
一昨昨日、ご紹介した日吉神社を散策していると、頂上への道を見つけた。
どうやらこの先に「山王自然公園」があるらしい。
自然系施設の職員としては行かねばなるまい!

時期が悪かったか、ろくに草刈りが行われていない。
雑草の生い茂る中、掻き分けて展望台までたどり着いた。
愛野町が一望の元、見下ろせます。
この辺り一帯を公園化して、桜・ツツジ・サザンカなどを植栽し、町民の憩いの場となっています。
梅雨時ということもあって雲が厚くかかり見通しが悪いが、天気がよければ普賢岳や多良山系まで見えそうだ。
ただ、大きな駐車場もトイレもなかったので、バスツアーには使えそうにない。
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愛野町日吉(ひえ)神社

2011-07-03 13:40:19 | 歴史・史跡
加津佐町を散策したあと車を飛ばし、愛野町をウロウロしてみた。
すると表紙の面白そうな看板を見つけた。
ここは島原半島と諌早市森山町の境目、かろうじて雲仙市愛野町の「日吉(ひえ)神社」です。
例によって看板は消えかかり、手前の雑草で読めない。
「このあたりは小字を山王といい、地元の人は『山王様』と呼んでいます。
今から約一千二百年ほど前、淳和天皇の御代、近江の国(現在の滋賀県あたり)の坂本村(山王山)山王日吉神社より大山昨神(おおやまくいのかみ)の分霊をこの山に移し、温泉山満明寺の守護神として祀りました。
土地の人は天然痘の神様としても崇めています。
この前の道路は古くは島原街道と呼ばれ、諌早方面から島原半島への玄関口にあたり重要な所でした。
島原藩主は代々この日吉神社を尊崇され、参勤交代などで出入りする時には必ず旅装を整え参拝されたといいます。」
神社には100段以上ある石段を登っていくと、

小さな祠が、巨大な岩と生い茂る緑に包まれて、ひっそりと訪れる人を迎えてくれます。

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旧温泉軽便鉄道 濱駅跡

2011-07-02 14:17:54 | 歴史・史跡
昨日鉄道跡の記事を書きながら、ここをアップするのを忘れていることに気づきました。
本来なら5月に開催した「断層を歩こう!~旧温泉軽便鉄道跡を行く~」の中でご紹介するハズでした。
旧温泉軽便鉄道の「濱駅跡」です。
千々石断層の下を通った九州自然歩道の唐比近くにあります。
島原鉄道を開業していた植木元太郎が、1920年(大正9年)に温泉軽便鉄道を設立しました。
1923年(大正12年)に愛野村から千々石を開業し、翌1924年(大正13年)には温泉軽便鉄道から温泉鉄道に社名を変更しました。
ここ「濱駅」は1926年(大正15年)に開かれました。
その後、諌早から小浜までの直通運転や会社の合併などがありましたが、、1938年(昭和13年)に廃線になりました。
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旧鉄道跡

2011-07-01 13:18:39 | 歴史・史跡
昨年度の3月31日に旧小浜鉄道「肥前小浜駅跡」と今年度の4月17日に同「木津の浜駅跡」をご紹介しました。
他にも何ヶ所か見つけていたのですが、まだご紹介していませんでしたね。

旧温泉鉄道の「千々石駅跡」です。
雲仙市千々石町内の国道57号線沿いにあります。
スーパー“フーズ・ピープル”よりも諌早寄りです。(地元民でないと分からないなw)

こちらは、旧温泉軽便鉄道「水晶観音駅跡」です。
諌早市かな?奥下に唐比湿原があります。
唐比から東長崎に抜ける国道251号線沿いにあります。
何度も通った道なのに、こんな看板があるとは今まで気づきませんでした。

そして、こちらは同じく「愛津(あいつ)駅跡」です。
境が分からないのですが、愛野町になるのかな?
場所の説明が極めて難しいので省略しますが、見ての通り田んぼの真ん中にあります。
しかし、なんで両サイドにこんなにカーブミラーがあるんだ?w
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