散歩日記XX

主に趣味の話を書いているブログです。

札幌に泊まる(11)イマイチ

2022-02-16 14:00:00 | 食べ歩き
地下鉄澄川駅の周辺で昼食を取る場所をさがしたが、定休日の店もありいい場所が無い。一旦、大通に戻り、夜のことも考えるとそれほど料理にボリュームは無い某店へ。ご飯はお代わりできるのだが、1杯目の量が少なめなので、これ幸いと刺身定食を注文。



今日は初めてカウンター席ではなく、奥まった席に案内されたのだが、照明のせいか刺身が美味しそうに見えない。なんだか不完全燃焼ゆえ、お店の名前も伏せておくことにした。
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札幌に泊まる(10)芸森&博物館

2022-02-16 13:09:38 | 美術・アート
今日は地下鉄の一日乗車券を購入し、あちこち行って見よう。

■札幌芸術の森美術館「きみのみかたみんなのみかた」。参加型のワークショップをやっていることもあり、私が到着した時は大勢の子供がいた。正直なところ、これに交じってみるのはなあ…、と思っていたら、ちょうど時間が来たらしく、彼らはあっという間にいなくなってしまった。すっかり人の減った会場で作品を見る。

国松明日香「水の環」:入口すぐに展示されていた。基本的に写真撮影はすべて可能だが、物によって「SNS OK」表示のあるものとないものがあった。以下「SNS OK」のもののみ写真をいくつかアップする。



大本靖「昭和新山(A)」:こんな作品もあったのか。



坂坦道「背もたれによる女」:これは彫刻の形になり切ってみようのコーナーにあったもの。子供たちもこれをまねて、寄り掛かってみたのだろうか。



久野志乃「We found a boat」:いつ見ても物語のあふれる傑作。



ちなみに全64点の展示があり、こんなの所蔵していたのかという作品もあったので、見て損は無いと思う。それからB展示室では「新収蔵品展」をやっていた。2021年度は17作家45点を新規収蔵したとのことで、まだ作品を集める予算があるのかとホッとする。



芸森からバスで真駒内駅に戻り、地下鉄で澄川に移動。移転前はまあまあ行ったことがあるのだが、久々に札幌市博物館活動センターに行って見ようではないか。地図で見ると徒歩10分ということだったが、そうか、坂道なのか。



写真じゃ分からないが、そこそこ急な坂で、少し息が上がる。



最後で少し下るとは…。帰りはここを昇らなきゃいかんのだね。



最寄りの小学校は壁にレリーフがあった。



ということで、やっと到着。



それにしてもちょっと寂しい施設だな。



■札幌市博物館活動センター「企画展 学芸員は学術と芸術をめざす! ~古沢仁 化石博士の絵画展~」。
「サッポロカイギュウ」:カイギュウが生活していた海の中のイメージ画。



10年以上前の作品ばかり展示されていたが、現在も制作は続いているようだ。



「滝川ー本別動物群」(パステル画)、「タカハシホタテ」(実物):タカハシホタテを見るたびに私は「美味いだろうな」と思うのだが、この種は身を守るために殻を厚くしていたというという話を最近聞いた。もしかすると、思ったほど貝柱は大きくないのかも。





その他、常設展示を見る。

2008年に発見された札幌市小金湯産クジラ化石の資料。現在のクジラと比較しながら、調査、レプリカ作成を進めているようだ。



「苫前産カイギュウの頭骨、肋骨の一部」:全国41例目、道内では23例目となるカイギュウ化石。世界中のカイギュウの中でもトップクラスの大きな個体らしい。





メイン展示室にあるサッポロカイギュウのレプリカ模型。



現在の札幌周辺の地形を形作るのに大きな影響があった支笏火山。今噴火したら札幌市役所の屋上からどう見えるかという予想図が展示されていた。



アンモナイト標本、多数。



以前の札幌市博物館活動センターにはなかった、3Dプロジェクションマッピングがあったので、映像を見せてもらった(上映時間7分半)。800万年前の日本。日本海が形成されたが、今の石狩平野は最深部で6000m程もあったという海の底だったのだ。



そんな中、定山渓島(夢のある名前だ)周辺をカイギュウが泳いでいたであろう。



施設に行くのが大変だったが、現在も研究活動が続けられている札幌市博物館活動センターであった。しかし、もともと札幌博物館開設計画の準備施設であるはずなのだが、北海道博物館とは別にもう一つ博物館を作るというのは、今のところ無理だろうなあ。札幌市民交流プラザか、北海道庁辺りにあれば、もう少し見に来る人もいると思うのだが…。
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札幌に泊まる(9)バイキング

2022-02-16 08:18:54 | 食べ歩き
昨日は沈没したが、早く寝たせいもあって体調は悪くない。今日の朝食はバイキングの方を試してみよう。第1弾は様子を見ながら控えめに取ってきた。



左の大皿はニシン焼き、釧路名物「ザンタレ」、オムレツ、グリルベーコン。右上はサラダ、右下はご飯の上にサーモン、タコ、甘えび、ホタテとろろ和えを盛って、ミニ海鮮丼にしてみた。他にも、オホーツク北見塩焼きそば、三平汁など北海道料理があるのは良いね。

第2弾は札幌「G」ホテル伝統のチキンカレー。名前が気になり、ホテルカレーを食べてみたくなった。



まあ、やはりオーソドックスなカレーになるよね。

締めはアイスコーヒー、コーヒーゼリー(かぶった)、フルーツ。



もはや量をそんなに食べられないし、何度もわざわざ料理を取りに行くのも面倒だ。すっかり老いて枯れた私である。

昨日は気がつかなかったのだが、食堂の出口にテイクアウト用コーヒーがあり、カフェラテを持って部屋に戻る。なかなかミルク感がしっかりあって、コーヒーを飲むより良いかもしれないな。
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札幌に泊まる(8)バー

2022-02-15 21:50:54 | 飲み歩き・すすきの周辺
今日の2軒目はもちろんいつものバー「N」へ。旅行を断念した話はすでにしていたのだが、今日はホテル宿泊なので、久々に強めのマティーニを頂く。ホント、久しぶりなのだ。



そして、ニセコ蒸留所で作っているohoro GINの味見をさせて頂いた。北海道産のニホンハッカ、ヤチヤナギのフレーバーが入っているそうで、割とすっきりした飲みやすいジンに仕上がっている。



2杯目はダークラム+イエーガーマイスター+カンパリ+デュボネのカクテル。複雑な薬草の味わいと苦みが上手いこと混ざり、いいカクテルになった。但し、私以外の人が美味しいと思うかは疑問である。



3杯目はグレンモーレンジ18年。少し上等なウイスキーを注文する。



いやしかし、今日はこのまま誰も来ないのかしらと、フェイマスグラウスソーダ割りを注文。



そうしたら、20時ちょっと前にして、やっと次の客が来たよ。私の責任が無事果たされ、4杯飲んだところで勘定をしてもらった。

地下街を歩いて大通を越えて帰る。まだ時間としては早いので、コンビニで酒とつまみを買った。つまみを食べて、1杯飲んだのは覚えているのだが、いつ寝たのか記憶が無い。やはりマティーニにやられたか。

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札幌に泊まる(7)焼肉

2022-02-15 17:53:09 | 食べ歩き
17時になり、久々に行こうと思っていた焼肉の「K」へ。開店と同時に私を含めて何人かの客が店に入るが、いずれも一人客とあって注文以外は無言である。実に望ましい成り行きである。

私はレモンサワーを注文し、上ホルモンとハツでスタート。お得な晩酌セットにするとこのちょうど良い量のキムチとナムルが付かないので、セットではなく普通の注文にしておいた。



この店に来るのは久しぶり、さあ、食べるぞ。



うむ、美味い。飲み物の2杯目は一度試してみようと思っていたブドー酒。もちろん甘くて、とてもワインとは言い難いものだが、これはこれで良いのだ。肉はサガリとホルモンを追加。





いやー、やっぱりここは気楽だし、味もいい。



カウンター席からテレビが見えるのだが、オリンピック中継をやっている。私は以前から積極的には見ないし、東京オリンピック以降は意識的に見ないことに決めたのだが、番組が目に入る。競技に参加する選手に対しては特に何も思わないのだが、勝手にその内心を慮ったりするアナウンサーの語りが気持ちの悪くて聞いていられない。くどくて吐きそうだよ。



テレビ以外は今日も会心の焼肉だった。中通りなんで、雪がすごいね。
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札幌に泊まる(6)間が持てない

2022-02-15 16:29:49 | 美術・アート
しかし、今日は無理に予定を入れなかったということもあり、何もすることが無い。本屋さんに行って、ギャラリーは街中でスカイホールのみ。その後、カフェ「P」に入り、のんびり本を読みながら、アイスコーヒーを飲む。



もう一息で夕方だ。
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札幌に泊まる(5)昼食

2022-02-15 13:26:11 | 食べ歩き
本当に今回は昼食に困った。仕事をしている人が昼食を取り終えたと思われる13時過ぎに、またもや札幌市役所の今度は地下食堂へ。まだまだ人はいるが、席は十分に空いている。

定食は重すぎるので、たぬき蕎麦を食べる。具は天かす、ネギ、海苔、ほうれん草がかなりたっぷり。かまぼこも1枚入っている。



まあ、これで良いのだ。
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札幌に泊まる(4)朝食

2022-02-15 12:11:34 | 食べ歩き
ホテル宿泊で楽しみなのは朝食である。昨日は早く寝たため6時には目が覚め、6時40分ころ朝食会場へ。前回泊まった時はホテルの4階なのに、日本庭園が見えるという優雅な食事処だったが、今回は客数のせいか、1階テラスが朝食会場であった。これもちょっと残念だな…。

バイキングではなく、和食膳を注文し、オレンジジュースを持ってくる。



もう、そんなに量を食べられないから、自分で取ってくるより、運んでもらった方が嬉しいんだよな。ちなみに、朝食会場に人影は少ない。



和食膳がやって来た。内容はご飯、焼き海苔、なめこの味噌汁、漬物2種+梅干し、焼鮭、明太子、昆布巻き、玉子焼き、豆と根菜の煮物、野菜の炊き合わせ、フルーツ、豆腐、野菜サラダである。



こういうのでいいんですよ。品数が多いのが嬉しく食も進んだが、ご飯はお代わりせず、全て食べ終わってちょうど良い腹具合となった。締めにコーヒーを持ってきて、アップルパイ、フルーツケーキ、フルーツとともに食べる。



私はこういう優雅さを求めていたのだ。できれば、飲み物を持ってきてもらえるとより嬉しいのだが、そこまでは言いますまい。

この後、今日は余り予定が無く、昼頃まで読書をする。テレビはまったくつまらない番組しかやっておらず、見るに値しない。
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札幌に泊まる(3)エビス

2022-02-14 18:59:34 | 飲み歩き・札幌駅周辺
さて、本日の夕食は、私が良く行く居酒屋のマスターに「なかなか良いですよ」と聞いていたコースを試しに、アピアの「EB」へ。当初から決めておいたエビスコースというのを注文する。これは当日注文・一人から可能という優れものなのである。



まずは一番スタンダードなエビスビールを頼み、前菜4種盛合せ(グリル野菜のガーリックソース、おとなのポテトサラダ、紅茶鴨のスモーク、トマトとクリームチーズ~塩昆布和え~」がやって来た。



グリル野菜のガーリックソースが香りも良くて、いいですな。



次はエビスプレミアムブラックを注文し、ニシンスモークと山ワサビの大根サラダが出た。このサラダは単品メニューでもあるため注文したことがあるのだが、ニシンとドレッシングがいずれも美味いのだ。





私の場合、ビールは2杯くらいが限度で、赤ワインに切り替える。クラシックな本を読みつつのんびりと過ごす。



食べ物は真鯛のフィッシュ&チップスがやって来た。フィッシュ&チップスはこういうベニエタイプの衣の場合があるが、あまり好みじゃないよな。



次がエビスブラックで煮込んだ牛バラ肉のチーズ焼きということで、これは赤ワインに良く合う。



少しさっぱりしようかとジンバック。それにしてもグラスを見ただけで、味わいが半減するね。



食べ物の最後はウニ味噌焼きおにぎりと鯛スープ。ウニがどこにあったのか良く分からないが、日本人としては落ち着く味である。



デザート代わりにエビスプレミアムブラックとアーモンドミルクのカクテルを注文してみたら、予想に反して全く甘くなかった。小さなガムシロップがついてきたので、それを投入するも、甘さはもう一つだ。デザートのつもりだったから、もう少し甘くても良かったなあ。



ということで、いくつか不本意なところもあったが、飲み物が空き次第、注文を聞きに来てくれるし、つまみは少量づつ色々食べられたのでありがたいコースであった。今日はこれで腹いっぱいになり、ホテルに歩いて戻る。

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札幌に泊まる(2)チェックイン

2022-02-14 15:09:13 | 旅日記
月曜日は開いているギャラリーも少なく、時間をつぶせない。札幌市民交流プラザの札幌市図書・情報館で本を1冊読み、ホテルへ。2020年に一度泊まったことのある、「G」ホテルである。



チェックインまで時間があり、平日しかやっていないグランビスタギャラリーをやっと訪問。

■グランビスタギャラリー「葛西由香個展 52ヘルツの謳歌」。作品名の表示はいずれも無し。

日本画特有のモチーフが登場。



おそらく「大丈夫です」とメッセージを打とうとして「大丈夫でふ」となっている場面。葛西の作品にはそこはかとないユーモアがある。



見終わって、やっとチェックインだ。



今回は本館8階の部屋となった。


→8階廊下にあったステンドグラス。

前回はアップグレードで倍くらいのサイズの部屋になったのだが、今回はそこまでは無かった。但し、ベッドはダブルサイズで大きな部屋にしてくれたらしい。前回はラッキーだったのか、今回はそれなりに宿泊客がいるのか。

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