久しぶりに強いノイズが入ったのでお知らせします
MOGEさんからMSNメッセンジャーにメッセージが入った。教室関係者には何のことか分かってもらえると思う。杞憂であるよう願って止まないが、それにしても妖しい天候が続くものだ。
今日は、小学2年生の授業だった。ぼくも今年度、この学校で5年生になった。授業のネタは毎回吟味し、工夫を凝らしているが、昨年度の後半からタイプ・レッスンに力を入れている。小学生のうちにブラインド・タッチをマスターすれば、そして、打鍵スピードを上げることができれば、将来、薔薇色のパソコン・ライフが待っている。鬼に金棒ではないか。それでも子どもにはつらい修行である。2年生といえども飽きずに熱心に取り組んでくれているのが何より嬉しい。ついこの間まで、1年生だったのだから。
講師なりたての頃は、キーボード練習なんか怖くてじっくり取り入れる勇気がなかった。授業が崩壊するのでは、と危惧したからだ。だから、毎回、児童がびっくりするような、感動するような、面白がるようなネタを用意したものだ。イベント型の授業だった。しかし、ぼくの慣れと子らとの良好な関係が苦しいと思えるレッスンを可能にした。もちろん担任の先生にうまくサポートしてもらっているからなのだが。
翻れば、5年もかかった訳だ。ぼくの講師の成長がもっと早ければ、と悔やまれてならない。
「先生、5分しか縮まらない!」と、悔しそうに訴える子がいる。
「その5分やけど、それだけでも君は成長(進歩)したんやんな」
ひたむきで、熱心な子をそう言って励ます。さっとん流のポジティブ・シンキングはこんなところにも活きている。
帰り道、師匠宅にお邪魔した。演奏活動を休止して一年になるとか。その分、仕事に励んでいる訳だが、何とももったいない気がしてならない。一朝一夕で培ったテクニックではないのだ。年季が入った師匠の腕前が錆びていく…。年月をかけても一向に上達しないぼくのマンドリンの技量を考えても、それはとてつもない損失だ。
二人で見やるモニタには、ヴィンス・ギルがギターを弾き、フラット・マンドリンをかき鳴らし、挙句はウッド・ベースまで流暢にこなしている。師匠がぽつんと言った。
「このひと、達者やなぁ」
ぼくにとっては師匠こそヴィンス・ギルなのだ。
先生、Mixiに参加いただきありがとうございます。
これは入ってみないとわからない部分も多いのですが、友達の友達と知り合いになれる“わらっていいとも”のようなコンセプトです。
さっとんと話してみたいけど、ちょっと恥ずかしいという25歳以上の女性は一度先生に相談してみてください。m(_ _)m