今日の質問の電話は、ぼくに教訓を残してくれた。
福祉関係の会社からのものだった。請求作業に専業ソフトを利用していて、請求先とはオンラインで繋がっている。新たに購入したノートPCに請求関係の処理を移行させたばかりだが、処理能力の高いノートを専業ソフトで使うにはもったいない。と言うわけで、従来のデスクトップ型をその請求業務専用に戻したのだ。設定は変えなくともよい。以前の設定が生きてはずだ。
ところが、転送の際、何度送信しても繋がらないというのだ。「操作に失敗しました」のメッセージが繰り返されるばかり。締切期限が刻々と迫ってくる。そこで教室への電話となった。
こうした場合、まず接続の形態を尋ねる。ノートはケーブル、デスクトップはISDNだという。TAのランプを確認してもらう。異常を示す点滅はない。
余談だが、大切なこと。正常に繋がっているときのランプの状態を記憶しておくとトラブルのとき役に立つ。あまりにも無関心な人が多いように思う。また、グラフィック・ユーザー・インターフェイスだから、モニタにさまざまな情報やメッセージが表示される。無視しては何もならない。特に電話越しに、向こうが見えない状態でやり取りするたびに、見えることのありがたさをかみ締める。見える情報を活かすにはよくウォッチすることだ。
ツールメニューの「オプション」で転送時の設定を見てもらう。きちんとダイアルアップになっているし、ずっと設定はいじってない、と言う。何度か、いつもの手順で、いつものように操作をしてもらった。ステップ・トゥ・ステップというやつ。「ゆっくりとねぇ、画面をよく観察してぇ」。
ここらあたりで、推測がたてられる。同じ設定、同じ操作で駄目になったのなら、何か変わった? というより、変えたものはないか。思い当たることが一つある。それは…。
電話の向こうから、「あれーッ! ファイアーウォールなんとかって…」。「ビンゴォ! それを受け入れて。許可してぇ」。
Windows XP SP2を導入するようにと申したのは、ぼくだ。おまけにネット上で同じようなトラブルを目にしているのに、である。アップグレード直後に、もう少し親切なフォローをすべきだった、と反省した。
今日の教訓。モニタに表示されるメッセージは、たとえどんなに小さかろうと、軽んずべからず。
福祉関係の会社からのものだった。請求作業に専業ソフトを利用していて、請求先とはオンラインで繋がっている。新たに購入したノートPCに請求関係の処理を移行させたばかりだが、処理能力の高いノートを専業ソフトで使うにはもったいない。と言うわけで、従来のデスクトップ型をその請求業務専用に戻したのだ。設定は変えなくともよい。以前の設定が生きてはずだ。
ところが、転送の際、何度送信しても繋がらないというのだ。「操作に失敗しました」のメッセージが繰り返されるばかり。締切期限が刻々と迫ってくる。そこで教室への電話となった。
こうした場合、まず接続の形態を尋ねる。ノートはケーブル、デスクトップはISDNだという。TAのランプを確認してもらう。異常を示す点滅はない。
余談だが、大切なこと。正常に繋がっているときのランプの状態を記憶しておくとトラブルのとき役に立つ。あまりにも無関心な人が多いように思う。また、グラフィック・ユーザー・インターフェイスだから、モニタにさまざまな情報やメッセージが表示される。無視しては何もならない。特に電話越しに、向こうが見えない状態でやり取りするたびに、見えることのありがたさをかみ締める。見える情報を活かすにはよくウォッチすることだ。
ツールメニューの「オプション」で転送時の設定を見てもらう。きちんとダイアルアップになっているし、ずっと設定はいじってない、と言う。何度か、いつもの手順で、いつものように操作をしてもらった。ステップ・トゥ・ステップというやつ。「ゆっくりとねぇ、画面をよく観察してぇ」。
ここらあたりで、推測がたてられる。同じ設定、同じ操作で駄目になったのなら、何か変わった? というより、変えたものはないか。思い当たることが一つある。それは…。
電話の向こうから、「あれーッ! ファイアーウォールなんとかって…」。「ビンゴォ! それを受け入れて。許可してぇ」。
Windows XP SP2を導入するようにと申したのは、ぼくだ。おまけにネット上で同じようなトラブルを目にしているのに、である。アップグレード直後に、もう少し親切なフォローをすべきだった、と反省した。
今日の教訓。モニタに表示されるメッセージは、たとえどんなに小さかろうと、軽んずべからず。
教室に常備する雑誌、現在、「PCfan」、「DOS/Vマガジン」、「日経パソコン」など5種類。自作関連のものが多くなりつつある。
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