
舞岡公園の道沿いに大きな木があって薄いクリーム色の花が咲いていた。

ケンポナシだ。小さな花がいっぱいで虫たちの人気も高いようだ。
実も出来始めている。実はともかく果柄をかじると梨の味がするのが面白い。

道路から外れて小さな原っぱに入ると、
蝶がひらひら飛んで木の茂みに向かうのが見えた。

アカボシゴマダラだった。赤い斑がなく春型の翅だ。
エノキの葉をつぎつぎと回って産卵しているようだった。

蝶が離れてから葉っぱを見ると卵があった。
幼虫になったら、この葉を食べて育つのだろう。

1mmぐらい。縞模様があって、ごくごく小さい西瓜みたいだ。