鎌倉中央公園でしばらく前に咲いていたハクウンボク(エゴノキ科)が実のっていた。
ハクウンボクはエゴノキの仲間だけれど実の付き方が少し違う。
エゴノキは果柄が長く実がぶら下がっている感じだけれど、
ハクウンボクのほうは果序の軸に短い果柄の実がいくつもついている。
こちらはまた果柄がずいぶん長い実がたくさん下がっていた。
ツリバナ(ニシキギ科)だ。
かなり長い柄で薄紫の花や果実がぶら下がる様子から吊り花と呼ばれる。
果実は赤く熟すと5裂して中の種が姿を現す。
ブッシュに赤い実が見えた。オニシバリだ。
オニシバリ(ジンチョウゲ科)は葉腋に短い柄で数個の果実が固まってつく。
果実のなり方もそれぞれに個性があって面白い。
お昼を食べながら、ふと向こうの地面を見るとルリシジミが集まっていた。
ときどき見る光景で集団吸水をしているらしい。
少しぐらい近づいても逃げないし、時に飛びたってもまた同じ場所に戻ってくる。
他にも水分の多い場所はありそうなものなのに、どうしてここがいいのだろう。
ここは柿の雄花が落ちる場所だが、そういうことと何か関係があるのだろうか。