
崖上のフェンスの向こう側にスズメガの仲間が止まっていた。
体長5cmぐらいはある。

羽化したばかりなのか人が近づいても動かない。

フェンスの上から腕を延ばして撮ってみた。
翅模様はブドウスズメのようだ。

枝の色に合わせたような体の小さなカマキリはコカマキリ。翅がなく幼虫らしい。
カマキリは獲物から実を隠すために擬態し、あまり動かない。

森の中の大きなヒノキに面白いものが止まっている。
画面のちょうど中央あたり木肌にとけこんで分かりにくいが・・・

ナナフシモドキだ。木の枝に擬態している。
モドキのつかないナナフシがいるわけではないのに、このナナフシにモドキがつけられている。
ナナフシの仲間は葉を食べるのでカマキリのように狩りをするわけではない。

こちらは自分の身を守るために擬態しているのだ。
そして葉を食べていない時はひたすら実を潜めて動かない。

別のところで見たナナフシモドキは伸ばした前肢を揃えて枝になりきろうとしていた。