シオカラトンボに比べて大型のヤマサナエは泉の森でも上瀬谷の畑まわりでも見る。
胸から腹にかけて黒と黄色の組み合わせはオニヤンマに似るが、ヤンマではなくてサナエトンボ科の仲間だ。
もっともオニヤンマもヤンマ科ではなくてオニヤンマ科なのだそうだ。
ヤンマの仲間の二つの眼はくっついているが、サナエトンボは離れている。
今年は泉の森で、腹部の先端の方にウチワのような突起がある特徴ウチワヤンマをたくさん見かけた。
これもヤンマという名前は付いているがサナエトンボの仲間だ。
追分市民の森にはコオニヤンマがいた。
コとついていて小型のオニヤンマかと勘違いするが、これもサナエトンボの仲間だ。
しかしオニヤンマより少し小さいぐらいでサナエトンボの中では大型だ。
飛んでいるところを見るとオニヤンマかと見まがう。
ヤンマが縦にぶら下がるように止まるのに対して、コオニヤンマなどサナエトンボの仲間は水平に止まる。
こういうところで待機して近くに来るチョウやトンボなど虫を捕まえるのだろう。
ヤマサナエぐらいは捕食するらしい。