追分市民の森の林の中でチョウが飛んできて葉の上に止まった。
イチモンジチョウらしいが高いところでよく分からない。
それではと下から撮ってみた。
翅の模様が透けて見えてシヒモンジチョウで良さそうだ。
近くの切り株にヒグラシの抜け殻があった。
そういえば盛んにヒグラシの鳴く声が聞こえている。
探してみるとアブラゼミなどに比べて見つけにくい。
ちょっと分かりにくいが、この木には2匹のヒグラシがいた。
もう少し分かりやすいところにも止まっていた。
中にはこんなヒグラシもいた。
白いのはセミヤドリガの幼虫が寄生しているのだ。
この幼虫は卵から孵るとすぐにヒグラシに寄生して成長し、このように白くなっているのは終齢だそうだ。
セミヤドリガはほとんどの場合ヒグラシに寄生するという。生活圏が同じなのかも知れない。