下曽我駅前の曽我乃正栄堂さんは明治38年創業の和菓子屋さん。
看板に曽我兄弟討入の図が描かれている。
曽我十郎、五郎の兄弟は伊豆の豪族・河津三郎祐泰の子であったが、1176年に父が工藤祐経に殺された。
後に母が曽我祐信と再婚したため曽我姓を名乗り、いつか仇討ちをと狙っていたがなかなか機会がなかった。
鎌倉幕府が出来た後の1193年に源頼朝が催した富士野の巻狩りで祐経の宿所に侵入し仇討ちを果たした。
梅林に入っていくとメジロならぬムクドリが枝や幹に止まっていた。
何かを食べるところは見せてくれなかった。
梅林では、枝垂れ梅も結構たくさん見られた。
実の収穫のためでなく、実に来る人を楽しませるために植えてくれているのかもしれない。
枝垂れ梅も早咲きのほかに蕾固しもたくさんあり、色も白、紅、薄紅とさまざまだった。
県道沿いの梅干し屋さん・昇珠園の庭で大きな枝垂れ梅が咲いていた。
蕾もたくさんついている。
この近所は見事な大しだれ梅を見られるところが他にも何カ所かあるらしい。
同じ庭にミモザの黄色い花も咲いていた。
ミモザの中でもギンヨウアカシアのほうだ。やや早咲きの部類だろうか。