仲間が今年はツグミが少ないねえなどと話をしていた。
たしかに今シーズン初めて泉の森で見て以来、あまり会っていなかった。
しかし最近になって上瀬谷などを歩くと畑や原っぱなどにいるのを見るようになった。
休耕中で短い草が生えているようなところを歩いているので気がつきにくかったのだろう。
眼を凝らして見ると何羽も一緒だったりする。
上のツグミの近くにいたので、これも仲間かなと思っていたら少し様子が違う。ヒバリだ。
立派な冠羽を逆立てて、ピチュピチュピチュと啼いている。雄のようだ。
歩きながら、あるいは後を振り返ったりしながら啼き続けている。
縄張り宣言なのだろうか。しかし空高く舞い上がることまではしなかった。