
瀬谷市民の森を北側に出て上川井の方の原っぱを歩く。
米軍基地の返還後の利用方法や時期がはっきりしないようで空き地が広がっている。
おおむね草刈りなどもされているが、いろんな草花はたくましく咲いている。
たとえば茎を伸ばして咲いているタチイヌノフグリもそうだだ。

あちこちで見かけるオオイヌノフグリは地面近くで咲いているが、
タチイヌノフグリは立ち上がって咲く。花はずっと小さい。

その近くに薄紫色の小さな花がたくさん咲いていた。

総苞の中に5mmぐらいの花が複数ついている。
花は合弁花のようで花冠は4裂している。
初めて見る花で、家に帰って名前を調べてもすぐには分からなかった。

翌日もう一度見に行くと、6枚ほどの葉が輪生しているのがアカネ科に多い形と気づいた。

それを手がかりに調べるとハナヤエムグラという花だということが分かった。
1961年に千葉県で初めて見つかったヨーロッパ原産の帰化植物らしい。
まだそうは蔓延っていないのだろうか、初めて見た花だ。