
今年も境川・中島橋あたりで鯉のぼりが泳ぐころとなった。

そこから我が家に帰るために中屋敷を通ると葉の茂った木に赤いものが見えた。

カエデに花が咲いているのだった。
カエデの仲間は紅葉を注目するが花は気づかないというか見過ごしてしまう。

この葉の形からハウチワカエデのようだ。

ハウチワカエデの花は雌雄同株で、一つの花序の中に雄花と雌花(両生花)が同居している。
北海道立林業試験場の研究観察ハウチワカエデの雌雄異熟性

雄花開花後に雌花が開花する雄花先熟花序と雌花開花後に雄花が開花する雌性先熟花序と
それに加えて雄花のみの雄花序もあるそうだ。
今回は、そういう知識が無かったこともあって観察は不十分であった。
それにしても何故そんなバリエーションを用意するのだろう。