横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

アケビとムベ

2019-04-25 06:40:57 | 日記



家の近くにはアケビ(アケビ科)が多く、今の時期は思わぬ所で花を見つけることがある。
これは市民の森の近くの畑とグラウンドの間で、川の上に蔓を延ばしていた。







アケビは雌雄同株、つまり一つの木に雄花と雌花がつく。
この雄花は直径が 1cmちょっとぐらい。数個の花序になっている。






雌花は雄花より大きく2~3cmぐらいだ。
7個も8個もある柱頭が目立つ。順調にいけば、これらがアケビの実になる。







花序の根元に近い方に雌花がつき、その先の方に雄花が複数ついている。







これも家の近所。筒状の白い花が咲いていた。ムベ(アケビ科)だ。
アケビの仲間だけれどアケビのようには多くなくて2、3ヶ所で見るだけだ。







ムベも雌雄同株。一つの花序に雌花と雄花がつく。







花の径は1~2cmぐらいで雌花の方が少し大きい。これは雄花の方で合着した雄しべが見える。







雌花には3個の柱頭がある。全てが受粉できれば3個の実が出来ることだろう。

アケビとムベ。どちらの実も熟すと甘くて美味しい。




コメント (2)
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