先日、ハナヤエムグラを見た近くに白っぽい小さな花が群れていた。
枝先に直径2mmぐらいの小さな花がたくさんついている。
ノヂシャ(スイカズラ科)だ。ヨーロッパ原産の帰化植物だという。
小さく薄い色の花なので目立たないが、ハナヤエムグラよりずっとたくさん繁殖している。
ごく薄い青紫色の合弁花。雄しべが3本で雌しべの先は3裂している。
遠目に花の感じはキュウリグサなどに似ているが、よく見ると作りは全く違う。
花が落ちた後を見ると、しっかりした子房が見える。
どんな実になるのだろう。そのうち観てみよう。
茎の途中、対生する葉の間で分枝して伸びていくのが見える。
どこまでもというわけでもなく、高さは20~30cm程度だ。