大和市の「ふれあいの森」から「泉の森」へ向かうときは引地川沿いを歩く。
川岸にはさまざまな草が生えていて、カワセミやコサギやカモたちを見ることも多い。
葉の上に何かポツンと見えてちょっと動いている。
大きさは7mmぐらい。ナガメというカメムシだ。
アブラナ科の植物を食べるそうで、たしかに川岸にはセイヨウアブラナとかナズナなど食べ物が豊富だ。
少し進んでトンネルの手前で川を見下ろすとオイカワか何かの魚が泳いでいる。
何年か前にはアユが上がってきたのを見たことがある。
トンネルを抜けて秋にはヒガンバナが満開になる斜面の端、車道の手前には大きなユリが咲いている。
オニユリだ。蕾もいっぱいでしばらく咲きそうだ。
前に泉の森のしらかしの池のあたりでもオニユリが咲いているのを見たことがある。
葉腋にムカゴがつくのも特徴の一つだ。
山地に咲くコオニユリにはムカゴがつかない。