泉の森の湿地。
ツマグロヒョウモンが一定の比較的狭い範囲で草に止まったりときどき飛んだりしていた。
その隣のある範囲は草がすっかり刈られていた。
このあたりはアシが勢力を張っていたがワレモコウなども見られた場所だ。
その隣のハンゲショウが群生する一角の南側も春先まだ寒い頃に、ある幅で刈られたことがある。
以前は多かったタコノアシの姿が最近見えず、その原因はアシが蔓延ったためではないかということだった。
そうしたら5月になってタコノアシの発芽が見られ、最近しっかりと伸びてきた。
かなり多くの株が伸びている。だいぶ前に見た時より多いかも知れない。
ここで、10年以上前の9月には白い花が咲いていた。
別の年の10月には実も茎も赤くなっているのが見られた。
この様子がタコノアシという名前の由来だそうだ。
今年の秋に久しぶりに見られそうで楽しみだ。