2年ぶりに新治市民の森を歩いた。
前は5月だったので見えなかったゼフィルスがいるかも知れないとの期待もあった。
その思いはなんとか叶った。
新治にはクリの木がいっぱいあるので、期待して花を探すが見つからない。
この木はまだ蜜を出していないようだ。
しかし、その傍の別の木の葉の上に、アカシジミが止まっているのを見つけた。
しばらく葉の上でじっとしていたが、ふと飛び立って見失ってしまった。
そこから100mぐらい先の旭谷戸近くのクリの木に行くと、
花の蜜を吸っているらしいのがいた。
ウラナミアカシジミだ。1頭だけで、アカシジミの姿もなく、寂しい状況だ。
しばらくしてから見に戻ると花から葉の方に移っていた。
尾状突起あたりの朱色と黒の斑紋で、そちらが頭部のように錯覚することもある。
鳥に狙われたとき、被害を最小限にする知恵だろうか。