数年前の観察会仲間であった3人の方たちと
五反田谷戸や奈良ばい谷戸を歩いた後、午後は小山田緑地にも立ち寄った。
展望の丘は一面にコメツブツメクサとシロツメクサが広がって綺麗だった。
また、いろんな虫たちにも会うことが出来て面白かった。
一瞬、ヤマトシリアゲかと間違えそうになったのはカノコガだ。
半透明の白い斑紋が特徴で、幼虫は原っぱのシロツメクサなどを食べて育つ。
体長5cmぐらいと大きめのバッタはツチイナゴだった。
背中の頭から尾部まで伸びた白っぽい線が特徴だ。
ほかのバッタと違って成虫で越冬し、春から今ごろまで見られるそうだ。
ゾウムシが葉を食べていて、「ゾウムシはすぐ落ちるのよね」などと聞きながら撮っていると、
あっという間に下の草むらに落ちて見えなくなった。
シロコブゾウムシという種類らしい。
蝶の仲間としてはクロヒカゲが多かったが、こちらは蛾の仲間。
ミスジアツバのようだ。幼虫は枯れ葉を食べるらしいというのが面白い。
いろんな虫に出会ったといっても、ごくごく一部にちがいない。
また見に行きたいものだ。