
泉の森を訪れる一つのコースは大和駅に近い「ふれあいの森」から入って、
草木や鳥などを探しながら引地川沿いを遡る。
この日は鳥の姿を見なかったが、草の上に何かがいるのに気付いた。

クロバネツリアブだ。
クロバネツリアブは花の上でホバリングしながら蜜を吸うことも多いが、この日は葉の上で休んでいた。

泉の森・しらかしの池の堤防沿いから一段下がった道はいつも薄暗い。
普段は堤防の上から池を眺めながら歩くのだが、この日は下を歩いてみた。
ぬかるみのような道の上を行き来する黒いものがいた。

クロアゲハだ。吸水をしたいらしいが気に入った場所が見つからないのか・・・
地面に止まったり、すぐ飛び立って道を行ったり来たりを繰り返していた。

ようやく気に入った場所が見つかったようで、じっくり吸水していた。
たまには違う道を歩くのもいいものだ。