
先日の五反田谷戸、奈良ばい谷戸、小山田緑地の観察行で、
五反田谷戸に入ったすぐの田んぼにヤマアカガエルがいた。

そして、すぐ近くにはアマガエルの姿もあって、どちらも陸地に上がろうとしているように見えた。

谷戸をずっと奥に進んで山桜やカキランの花の場所に来ると、アマガエルは葉の上にいた。
掌を内側に置いて、日本の古風なあいさつの所作のように見えた。

五反田谷戸に来たのはカキランが咲く頃と思って観察会仲間を案内したのだが、少し時期が早かった。
咲いていれば人がいっぱい来ているはずだが、この日は我々だけ。それでも蕾が出始めていた。

そして一株だけしっかりと咲いているのがあって、初めて見る同行者たちも大喜びだった。

周りのウツボグサやオカトラノオなどもほんの少し早めだった。
たぶん今週あたりは多くの人で賑わっているに違いない。