神奈川県自然環境保全センターの林縁に白い花がいっぱい。
ニリンソウ(キンポウゲ科)
立ち上がって目線を上げると満開のニリンソウが広く群生している。
こんなに大きな群生は他でも見ないし、この場所としても昨年よりさらに広がっている。
少し前にはいっぱい咲いていたヤマネコノメソウたちをニリンソウの葉が覆っている。
ヤマネコノメソウは種子を溜めて・・・猫の目に見えるだろうか。
ジロボウエンゴサク(ケシ科)
ジロボウエンゴサクもニリンソウの葉の間から茎を伸ばして咲いている。
ジロボウエンゴサクはムラサキケマンよりスマートな感じがする。
そういえば数年前のジロボウエンゴサクはニリンソウの場所より少し奥にひっそり咲いていたものだ。
ヤマルリソウ(ムラサキ科)
そしてニリンソウ群生の外側にはヤマルリソウも増えていた。
ヤマルリソウも付近の斜面などで見られる花であったが、今年はニリンソウ群生の外側に増えていた。
草花の分布は年によって変わって行くことがあるのを感じさせられた。