横浜のほほん・続

植物や生き物を見ながら歩いて感じたことなどを中心に日々を綴る。

市民の森、桜や蝶や鳥

2017-04-12 06:52:29 | 日記



昨日は冷たい雨。おとといの日曜日も雨。
その間の月曜日は晴れて暖かい日で、瀬谷市民の森の車道沿いも桜が見頃だった。






市民の森の林縁ではスミレ、タンポポ、オヘビイチゴなど花の種類が多くなった。
入り口あたりではヒメオドリコソウやホトケノザにチョウもやって来た。






モンシロチョウのほか、キチョウやベニシジミやアゲハも見られた。






誰かが「ツマキチョウがいる」と教えてくれる。
飛び去った方向へ探しに行くとタンポポで蜜を吸っているのを見つけた。






前翅の先端が黄色くなっているので雄だ。
ツマキチョウは前に市民の森で見たことがあるが黄色がない雌だった。






森の中の高い木の上の方には小鳥の小さな群れがいた。
お腹が白く、嘴が黄色いイカルだ。この冬たくさんいたアトリに近い種類だ。
市民の森では初めて見たような気がする。
このあたりではイカルは冬鳥なので、そろそろ帰るころだ。



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破れ傘

2017-04-11 07:22:58 | 日記



3月30日 四季の森公園で。
ヤブレガサの芽吹きだ。






白い産毛に覆われて何個も顔を出している。






3月17日 神奈川県自然環境保全センターで。
場所が違うので時系列が乱れているが、少し伸びたところだ。






背が高くなるにつれて産毛が衰退しはじめている。






4月10日 瀬谷市民の森で。
まだ背は低いが、葉が開いている。






産毛はすっかり無くなって、もう少し背が伸びれば破れ傘らしくなる。






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東京名湧水と蝶、蛙、鳥

2017-04-10 06:45:45 | 日記



小宮公園の木道あたりにミヤマセセリが飛んで落ち葉の上に止まった。






さらに谷の奥のほうまで行くと湧水があった。
東京には2003年に名湧水57選が選定されているそうだ。
たとえば明治神宮清正の井、等々力渓谷、殿ヶ谷戸庭園など。そしてここの湧水も選定されている。






小宮公園の山側から下の方を覗くと赤い祠が見える。






1738年創建の大谷(おおや)弁財天で、社殿は弁天池の上に建てられている。
この池の水は先程の湧水などを水源としている。






池の奥の方で何かブクブクするなあと思ったら、カエルが3匹ならんで顔を出した。






コジュケイの鳴き声がするなあと思っていたら、茂みの方でサササッと動いた。
慌ててシャッターを押したが、それらしいのがいるなあという程度だ。



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小宮公園の黄色い草花

2017-04-09 06:36:55 | 日記



小宮公園にはタンポポやトサミズキに加えて黄色い花がいろいろ咲いていた。






ヒメリュウキンカ(キンポウゲ科)
湧水の近く、湿地に咲いていたのはヒメリュウキンカだ。
ヒメリュウキンカはキンポウゲ科の中ではウマノシガタとかキツネノボタンと同様に艶のある花だ。






湿地から上がっていくと脇の斜面などのところどころにミツバツチグリが見える。






ミツバツチグリ(バラ科)
ミツバツチグリの花はキジムシロに似ているが3小葉ということで見分けられる。






丘の上のカントウタンポポが咲く原っぱではイヌナズナが咲いていた。






イヌナズナ(アブラナ科)
イヌナズナは白い花のナズナと違って黄色い花だ。
ナズナほどは背が高くならない。






またバチのような形のナズナの実に対して、イヌナズナは扁平な楕円形だ。
ミチタネツケバナの実とも形が違う。

ところで、シロイヌナズナの花を観察したいと思っているのだが、なかなか出会わない。


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小宮公園とトサミズキ

2017-04-08 06:33:34 | 日記



小宮公園は八王子・浅川北岸の丘陵地の雑木林だ。
サービスセンターは住宅街に近い公園入り口付近にある。






すぐ西側には遊具が揃って子供たちが楽しく遊んでいる。






さらに隣には花壇があって菜の花の向こうの方では女性たちの語らいの姿も。






最初の写真で黄色い花が見える木はトサミズキ(マンサク科)だ。何本もあった。






トサミズキはヒュウガミズキに比べ花序が長い。つまり花序につく花の数が多い。






昨年の実が種を飛ばした後か。トゲトゲがあって面白い。

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