今日の演奏会の千葉マリンオーケストラは何度か聴きに行ったことのあるオーケストラです。
プログラム:ブラームス 大学祝典序曲、 シベリウス 「カレリア」組曲、 ベートーベン 交響曲第6番田園、
お客様はほぼ満席の大盛況でした。会場の京葉銀行文化プラザの音楽ホールは近々閉鎖されるとのうわさを聞いています。 こじんまりしていて綺麗で音響もいいホールなのでとても残念です。
大学祝典序曲は中間部にCMに使われた有名なメロディーが出てきます。弦と管のバランスがよくて心地よい響きに包まれて、不覚にも眠ってしまいそうになりました。
「カレリア」組曲はフィンランドのカレリア地方の民謡や伝説などにインスピレーションを受け舞台音楽として作曲されたものです。後にその中から3曲を選んで「カレリア」組曲としたそうです。どの曲も大自然を思わせるスケールの大きな曲でなぜか懐かしい感じがします。中でも第3曲の「行進曲風に」は単独でよく演奏される曲で、軽快で疾走感のある楽しい曲です。
ベートーベンの交響曲第6番「田園」は小学校の音楽鑑賞では必ず聴かされるものです。でも生で「田園」を聴くのは久しぶりでした。今日の演奏は嵐の場面がすごかったです。弦の人達は椅子から転げ落ちそうになりながら演奏し、時々弓を高々と掲げたりして迫力満点の演出をしていました。こんなの初めてです。なかなかユニークな試みだと思いました。印象に残る「田園」でした。
アンコールはドボルザークのスラブ舞曲第1番でした。メリハリのある素晴らしい演奏で締めくくられました。
hiroko
演奏会のポスターです。 どの演奏曲をイメージしたデザインだろ? やっぱり田園かな? 田園は嵐の所など熱演だったようですね。 KenM