8月25日、市原市市民会館にて、市民会館開館50周年記念事業・文化芸術ワークショップ「楽器演奏・楽器体験」を我々市原シニアアンサンブルこすもすが、担当してきました。
演奏してみたい楽器の体験や、日頃練習している楽器でアンサンブルを楽しんでいただくという企画です。
小学生からシニアまで10名の方がご参加くださり、バイオリンやチェロ、トランペット、ドラム、パーカッションやキーボードを体験していただきました。
バイオリンには4名参加されましたが、皆さん、バイオリンに触るのも初めて。
まずは、バイオリンや弓の持ち方、姿勢を学んでいただき、その後、開放弦で音を出してみることに。すると、「あれ?」・・・思ったように音が出ないといった表情。でも、何度か繰り返しているうちに、良い音が出るようになってきて、表情も「おっ!」っと明るい表情に。
企画が持ち上がった当初は、アンサンブルは参加者の皆さんが普段練習している楽器で参加していただく予定でしたが、大野先生から「体験した楽器でもアンサンブルを楽しんいただこう!」との提案が。でも、体験時間は30分。アンサンブルができるようになるのだろうかと、不安満載。
アンサンブル課題曲は、「グーチョキパーの歌」
この曲は、輪唱的な曲なので、最初の小節が弾ければ、それを繰り返していればアンサンブルになる!
さすが大野先生!
バイオリンは、A線で「ラシドラ」の繰り返しでアンサンブルすることができるのです。
これなら、いけるかも!
30分はあっという間で、すぐにアンサンブル本番。
不安が残るままステージへ。
先生から、「バイオリンだけちょっと弾いみて」の指示。「お〜いける!いける!」とゴーサイン。
そして全体で合奏。
途中でミスして落ちてしまっても、耳馴染みの曲なので、すぐに復活できて、皆さんしっかりアンサンブルできていました!
素晴らしい〜!!
その後は、普段練習している楽器を使用してのアンサンブル。曲は「川が呼んでいる」
ドラムは、体験参加の方が演奏して下さり、みんなの演奏をしっかりリードして、素敵なアンサンブルになりました。
ワークショップ後には、「一人で練習している時には味わえないアンサンブルの楽しさを味わえました」や「こんなに色々な楽器とアンサンブルできて新鮮でした」などの感想をいただきました。
それを聞いて、私も3年前にこすもすに入団して初めて練習に参加した時の「色々な楽器の音色が折り重なり、対話しながら曲を作り上げている。合奏って素晴らしい〜」と感動したことが蘇ってきました。
また、人に教えるということは、自分の学び直しにもなります。今回のワークショップに参加させていただき、初心に戻るとともに良い学びの機会を与えていただいたこと、とても感謝しております。
今回、ご参加くださった皆さんにも、少しでも良い刺激が与えられていたら幸いです。
追伸、ワークショップ終了後の楽屋で、団の中でも、他の楽器の体験会をするのもいいね!との話が出ていました。👍
今回はヴァイオリンのO さんに記事を書いて頂きました。ありがとうございました。TT