周辺の桜は今まさに満開、陽気も暖かく、皆コートを脱いで集まりました。
来週はいよいよ裕和園訪問本番なので、今日はプログラムを一通りさらいました。
はじめの曲の演奏の音がバラバラという先週の反省を受けて、今日は代表がわざと始まりを少し遅らせました。各自の音出しの時間を少し長くとったのです。結果は・・・? 先週よりは回復が早かったかも。
今日の先生からの注意で一番印象に残ったのは、「付点がなってなーい!」
結婚行進曲で4拍目の“タッカ”(3対1)が殆ど“タタ”(1対1)のようになっている。そこでよくよく気を付けて演奏し直すと・・、なんと見違えるように良くなった。他の曲も同じですと。 意識していると出来るのに、・・つい忘れてしまって。いつもいつも意識していようと肝に銘じました(?)。
今日のニュース:
○先週見学に来られ、早速入団して下さったO1さんがチャンと来て下さいました。先生にお願いした Tenor Sax のパート譜もチャンと出来てきました。
○本当に久しぶりにO2さんがOboeを持って来て下さいました。フルートとクラリネットの間に座って一緒に練習に参加されました。
今日の練習報告はここまで。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ここからは27日(火)全シ連総会(於 市川の全日警ホール)での生駒芳生先生の講演を聞いてきましたので報告します。
パーカッションの話ということで、O3さんO4さんと参加しました。パーカッション奏法が学べるかと思ったのですが、その当ては見事に外れ、1時間の講演の最後の部分でいろいろなパーカッションの紹介があっただけでした。
ですが、話の内容は大変興味深い密度の濃いものでした。1口で言ってしまえば、ラテン音楽の生い立ち、といったところでしょうか。
話は壮大で、アフリカに人類が発生したところから始まる。人類は北上し、東へ移動していくグループAと西への道を辿るグループBに分かれる。Aはモンゴリアンなどと呼ばれ、大陸東端に達するとシベリアから北極海を渡り北アメリカ大陸へ、やがては南アメリカ南端にまで達する。一方Bは所謂ゲルマンと呼ばれ、ヨーロッパ方面へ、そしてイタリア、ギリシャ、スペイン、ポルトガルなどラテン語を使う国々がラテン諸国といわれるようになる。Aのグループも長い年月を経て各地に文明が育った。マヤやインカなどだ。長い長い年月の後、15世紀大航海時代ヨーロッパ人がアメリカ大陸へやってきて、中南米の地域はスペインやポルトガルに征服された。スペインは音楽とギターを持ってやってきた。そして打楽器中心の土着の文化と合体し、できたのがラテン音楽。
原始の時代西と東に別れた文明が悠久の時を経て再び出会った。すごいロマンですよね。
話はざっとこんな感じですが、長年現地に在住し活動されていた生駒先生が実際に見聞したことを音楽や映像で見せながらの話は大変面白くあっという間の1時間でした。
以上は私が聞いた話を思い出して書いたので、間違いが沢山あると思いますので悪しからず。
S.M.
S.M.さんはフルート、バイオリン、幾つものパーカッション、なんでもこいの演奏者です。ラテン音楽の講演をされたホセ生駒先生(写真)は元々ヤマハの方で、現在ヤマハシニアアンサンブルの指揮者で編曲者です。すでにコスモス向けにラテンリズムやアニメ音楽等の編曲を多数提供していただいています。 KenM