コスモスのホームページの管理人の濱田さんが主宰するヴィラ・ムジーカ誉田村のスタジオでのチター演奏会を聴きました。限定20席という案内でよっしゃいくよと駆けつけました。
チターという楽器や演奏に関して私は全く無知!
プログラムの解説によると、演奏者のW.シャルフ教授はリンツ市のアントン・ブルックナー音楽大学チター科教授でチター演奏の第一人者です。チターの代表曲のウイーンの森の物語(J.シュトラウス)のソロパートの演奏を2014のウイーンフィルのニューイヤーコンサートで演奏。(YouTube で見ることが出来ます。)
(気さくな親しみ深い方なので以下シャルフさんと書きます。)
チター(コンサートチター)は、伴奏用の多数の単独の弦30本以上と、ギターのようなフレットを持つ5弦のメロディ演奏部とから成り、楽器サイズは小型の楽器。ピアノやハープに匹敵する4オクターブ以上に渡る広い音域を持ち、チター1台でメロディも伴奏も奏でることが出来るソロ演奏用の撥弦楽器です。
曲目は、まずプログラムに記載のチターの為に書かれたクラシック8曲の演奏。
心への道 (G.フロインドルファー) チターは歌う (G.フロインドルファー) ウイーン我が夢の街 (ジーチンスキー) ウイーンの森の物語(J.シュトラウス) Lagrima (F.タレガ) アルハンブラの想い出 (F.タレガ) カフェ・モーツアルトワルツ (A.カラス) 第三の男 (A.カラス)
5分間の休憩、次に広いジャンルからの<シャルフ流自由演奏>が行われました。
名手が奏でるチターの音色は素晴らしくきれいでした。両手指を複雑に使いながらの演奏ですが、フレット弦を撥くのは右手親指で、その他の指は伴奏を、左手は主にメロディを奏でますが、見るからに演奏困難楽器!
バイオリンの難曲チャルダッシュの演奏もあって驚きました!
写真はスタジオの2階席から濱田さんが撮影したシャルフさんの演奏です。
もりきんや