
今日は、京セラ コンタックスサロン京都で開催されていた写真家の西岡伸太さんと西岡千春さんの「二人展」と題した写真展に行って来ました・・・。意外な事に、今回初めて親子二人で写真展を開催されたそうです。息子さんである千春さんは、以前からもこのブログで紹介していますが、私がよく建物の完成写真を撮影してもらっている方です。(そう言えば、年賀状も毎年作ってもらっています・・。)
今回の写真展は、先週の木曜日から始まって今日が最終日でした・・。最近、現場打合せなどが続いて、なかなか行くタイミングがなかったのですが、今日(最終日)にようやく時間を無理やりつくって何とか行く事ができました。
それで、お父さんの伸太さんの作品は、「時が過ぎ行く・・今」というタイトルで、田舎の港町にある何気ない被写体が独自の鋭い視点で捉えられていました・・。昨年、他の写真展で伸太さんの作品を観たときもそうでしたが、人を惹きつける力があるというか作品に貫録みたいなものがあって、鑑賞していると・・どこか懐かしいようなホッとするものがあって、それでいて脱力感(気だるさ)みたいなものも感じられて、不思議な気持ちにさせられます・・。それが作品の力なのでしょうね。
千春さんの作品は、「・岩と水・」というタイトルで、湖南アルプスの風化した花崗岩と清流が題材になっていました・・。私が今までに観た作風とは違って、とても癒やされるというか千春さんの人柄が感じとれる作品になっていましたね。(やはり、齢を重ねるとああいう味が出てくるのかな・・。)、私も特にいいな・・と思う作品がありましたからね・・。
ちなみに、今回の千春さんの作品をとても気に入ってくださった人がおられて、全作品を買取られたそうですよ。(何となく、その人の気持ちも分かるような気がしますね・・・。)