久しぶりの記事です・・・。1月以来ですから3ヶ月ぶりになります。こんなに長い間記事を書かなかったのは、このブログ開設以来初めてだと思います。理由はと言うと・・ありふれた理由で仕事に忙殺されていたからです。昨年から手掛けていたプロジェクトが思った以上に時間を要してしまって、これが本当に自分でもビックリするくらい時間がかかり想定外のそのまた想定外となって、どうなるのかなぁ??と思うぐらい異常事態でした。
そんなワケで郵便物も重要でないものは、落ち着いてから目を通そうと山積みになっていました。仕事が一区切りついたので、山積みの郵便物を整理していると、その中に読売新聞の額絵シリーズがあり、今年(2022)は「ディズニーキャラクター アートコレクション」になっていました。なんか可愛いものが届いているなぁと思いつつ山積みの中にそのまま放置していましたが、開封したので届いている額絵シリーズの一部を紹介します。
画像は左が「ランタンへの願い」右が「ピノキオ」で、読売新聞だけのオリジナル描き起こしとパステルアートになっています。そもそも読売新聞の額絵シリーズを申し込んだのは、昨年の額絵シリーズが歌川広重の「日本名勝紀行 広重 六十余州名所図会」だったので、親父が喜ぶと思い申し込みました(わが家は読売新聞を購読しているので・・)。額絵シリーズは、読売新聞の読者に無料で毎月2枚セットの浮世絵(2021年の場合)が届くというものでした。私は額絵シリーズは申し込んだ年のシリーズだけ届くものだと思っていましたが、一度申し込むと毎年継続されるのでしょうか?今年の「ディズニーキャラクター アートコレクション」も毎月届いています。
広重の浮世絵は親父が喜んでいたので良かったのですが、ディズニーはどうしたらいいのでしょう・・微妙です。「額絵の不用の方は連絡ください」とありますが、ずっと山積みになっていて3ヶ月分は届いているし・・毎年継続されるのなら来年は興味のあるシリーズかも知れないので、このままにしておいて毎月ディズニーを楽しもうかと思ったりしています。ピノキオにアラジン、ピーター・パンぐらい知ってますしね・・。
ちなみに、上の画像は昨年(2021年)の額絵シリーズ「日本名勝紀行 広重 六十余州名所図会」にある《丹後 天の橋立》です。浮世絵は詳しくないですが、広重は天橋立を画面の対角線上に配し、細長い橋立の砂州に向かって、藍色のぼかし摺りを交互にいく筋も伸ばしています。このことによって、まるで天へと架けられた梯子が雲の間へと霞んでいくように感じます。このぼかしは、初摺りの作品にのみ見られるもので「あてなしぼかし」と呼ばれるものだそうです。濡らした版木の上に色をのせて、絵の具と水の効果で濃淡をつける技法で摺師の高度な技が見どころになっています。単純な構図だからこそ、この摺りの有無が重要なポイントになっているワケですね・・。
という事で、今日から大型連休ですが、私は残務を片付けなければいけないので、連休の大半は仕事をする予定です。(連休中にもう1つぐらい記事を書きたいと思っているのですけどね・・・)