2月とは思えないほど暖かい日々が続いています・・・。今年は本当に暖冬ですね。雪が降ったのも1回だけだったかな?、先週ぐらいから花粉症がヤバくなってきたので、お医者さんへ薬をもらいに行って、今年は暖冬やし花粉が早く飛びだしてるんかな・・と聞くと、お医者さんが「去年も同じぐらいに薬もらいに来てるでぇ」って言っていたので、暖冬と花粉が飛び始める時期は関係ないのかも知れませんね。(去年も暖冬だったのかも知れませんけど・・)
という事で、今回は5年ぶりのF1の記事です・・。久しくF1の記事を書いていないなぁ~と思ったら、5年近く書いていなかったのですね。というのも・・ここ数年は、地上波やBSでのテレビ放送がなくなったこともあり(CSやネットでの有料放送はあります)、加えて、いつも言っていますように年々時間がなくなってきているので、F1をじっくり観戦する機会から遠ざかっていました。とは言っても、ネットのF1サイトで毎回レースのハイライト動画を観たり、レース関係ニュースを読んだりはしていました。(やはりF1には興味があるので・・)
画像は、2月12日に発表されたレッドブル・ホンダの2020年F1マシン「RB16」です。「RB16」は、2020年の安定したレギュレーションを生かして、“空力の奇才”エイドリアン・ニューウェイのこだわりとアイデアにより、あらゆるエリアが煮詰められた空力マシンとなっています。細部のアイデアは省くとして、新設計されたフロントサスペンションは革新的で、下部のウィッシュボーンが昨年よりもモノコックのはるか低い位置に取り付けられており、低速コーナーでの弱点を克服することが期待されます。これは昨年のメルセデスは低速パフォーマンスが良かったので、改善が必要なところでした。ちなみに、リアサスペンションも新設計されていて、下側のウィッシュボーンがドライブシャフトフェアリングとインラインに配置されていることで、両者が連携してそのエリアの空気流を改善しています。
私が何故この記事でレッドブル・ホンダのマシンを取り上げるのかというと、ホンダのパワーユニットを搭載していることもありますが、私はそれほどホンダの熱狂的なファンではありません。それより、エースドライバーのマックス・フェルスタッペンがF1史上最年少となる初のワールドチャンピオン獲得を目指しているということに興味と期待を持っているからです。メルセデスとハミルトンばかりがタイトルを獲得するのは面白くありませんからね。そういう意味では、レッドブル・ホンダの「RB16」のポテンシャルに注目するのは当然です。
画像は、プレシーズンテストで「RB16」を駆るマックス・フェルスタッペンです。今週から、スペイン・バルセロナのカタロニア・サーキットで1週目のプレシーズンテストが行われました。レッドブル・ホンダのマシンテストは順調だったようで、来週行われる2週目のバルセロナテストでは、早くも「RB16」にアップグレードが投入されそうです。ところで、1週目のプレシーズンテストで注目を集めたのが、メルセデスが披露した「DAS(デュアル・アクシス・ステアリング)」システムと呼ばれる走行中にフロントタイヤのトー角を変更させるデバイスです。メルセデスが導入したこのシステムは、ステアリングを前後に押し引きすることでフロントタイヤのトー角を変更することができます。DASシステムの合法性については、FIA(国際自動車連盟)がどのような見解を示すのか、合法の場合には他チームも追従するのか・・気になるところです。
いずれにしても今シーズンは、この「RB16」でメルセデスを倒して、レッドブル・ホンダとマックス・フェルスタッペンがダブルタイトルを獲得するシーン(マックス・フェルスタッペンは史上最年少ワールドチャンピオン)が見たいものです・・・。