「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

慌ただしい日々に思う

2009-04-08 05:20:00 | 生活
ブログやHPの更新に気持が向かない。余裕の無い日々が続いている。はやく落ちついた生活を送りたいものだ。実家の一人暮らしの母の、これからが心配になりだして一年が過ぎてしまった。
昨年もちょうど桜の季節だった。あれから漠然と考え出した母のことが、もうすぐ同居ということで解決する。落ちつかない一年だった。自分のことは、後回しとなってしまった。
しかし、母と暮らせることは幸せなことだと思う。子育ての時も,双子で忙しく自分の時間も取れなかったが、不思議と自分を犠牲にしているとは思わなかった。今度,母と暮らす生活はもっと大変かも知れないがけっこう楽しみも出て来た。
私が若かった頃は,自分のやりたいことが出来ない状況に不満ばかり持っていたような気がする。押し入れの奥からその頃描いた絵が数点出て来た。その時の素直な気持ちが出ているのだが、今の私には目をそらしたくなるような絵だった。そのころは、拘束されていた家を出て自由になることばかり考えていて、自分の人生しか考えられなかった気がする。それは、自分の未来に夢や可能性が持てていたから?
そのころからの40年以上を経て、大きく自分自身が変わってしまっていることに気がついた。それは何でもありのまま素直に受け入れること。決してそれは諦めではないと思う。この40年で自分のスケールが大きくなったと思いたい。また、未熟な自分が成長したとも。
それは、若い頃に自分のことに夢中になれ突っ走ったことと無関係ではないはず。おもいっきりチャレンジして挫折する。これは、若い頃の特権だと思う。何度も挫折は味わっている。しかし、自分なりにチャレンジすることはいつも持っていたようだ。生きることは、チャレンジして挫折することを繰り返すことかも知れない。
あと2ヶ月後の新生活がどんなものかだいたい想像はつくが、今の私は素直に受け入れようとしている。しかし、その中でも何かチャレンジして行ける物をささやかにのんびりと見つけて行こう。
もう、自分に期待をしなくてもいいのだから。
そしてこんな気持ちになれるのも、若い頃の反骨精神(反抗心?)があったからかも知れない。



忘年会

2008-12-14 02:25:14 | 生活
慌ただしい生活をしていると、なかなかブログを書こうという気力に欠けてしまう。最近はクライミングもご無沙汰気味。山歩きもしていない。とにかく、忙しい日々が続いている。
そんななかで、今日は学生時代の仲間との忘年会で、久しぶりに息抜きとなった。春のお花見と忘年会が恒例になってもう35年ほど続いていいる。10人程が集まって、とりとめの無いおしゃべりをするだけだが、なんとなくホッとする。みんなそれぞれ、いろんなことがあるのだろうが、サラリとしたお付き合いが続いている。私は毎回いっている訳ではない。間が空くときには何年かが過ぎていたりするが、いつも会っているような錯覚をする。
今日の会場は、ロシアレストランキエフだった。このお店は加藤登紀子のお父さんが始めた店で、今は加藤登紀子のお兄さんが経営者だ。
ロシアの家庭料理を出すのだが、一般的にロシア料理のお店は珍しいと思う。ともあれ、私は初めてだった。

メニューは
・ザクスカ(前菜盛り合わせ)  ハムとサーモンなどの盛り合わせ
・ボルシチ(ウクライナ風シチュー)   
・ガルショーク(牛タンのシチュー)  壺に入っていて、パン生地を被せて焼いてある。
・ガプスタサラダ  キャベツのサラダ
・黒パン  何故かそば粉が入ってるという
・デザート  パイ風ケーキ
・ロシアンティ  バラの花びらのジャムを入れる
そして、ロシアのビールとワイン。両方美味しく、ビールは甘い感じがした。

ロシアの料理の感想は、シチューはパンが乗っていなかったら普通のビーフシチューと同じようなもの。名前はロシア語なので凄い料理かなと思わせるが、けっこう馴染みのある味だった。
バラの花びらのジヤムを紅茶に入れるのは、ちょっと驚いた。そのジャムを紅茶に入れる前になめてみたが、ただ甘いだけでパラの香りはしない。紅茶を飲んだあとの底に残っていたのは、確かに花びらの残骸だった。
そして、「ロームのイルミネーション」を見に行ってきた。ここのイルミネーションは木に電球を取り付けたものだが、私はだいたいイルミネーションを綺麗だとは思わないし、あまり好きではない。何でこんなことをわざわざやって、またわざわざこんなにもたくさんの人が見に来るのか私には理解出来ない。美に対する感性の違いなのだろうか。
一通り見終わると、母の「なんかおいしいもん、買おて来て」と言っていたのを思い出し、京都駅の伊勢丹によって、母の好物の生八つ橋と漬け物をみやげに帰路についた。
帰る頃にはかなり疲れて、いつの間にか私は都会になじめないようになってしまっているのを改めて感じた。
しかし、たまには古い友達と会うことはいいものだと思う。


 

ゴミの山?

2008-11-14 09:13:31 | 生活
ここのところ、実家の片付けに行ってる。昨日も一日、母とおしゃべりしながらゴミ出し。
私「これほかすよ」
母「それまだ使うよ」
私「前にいつ使ったん」
母「忘れた」
私「忘れるような物やったらもういらんやろ」

冷蔵庫を開けたら,何だか臭う。せっせと,ゴミ袋に入れるのを心配そうに見ている母。
私「ひや~、このからし10年前のやわ~」
母「そやかて、使わへんもん」
私「このドレッシングは,9年物や~」「いくら使わへんでも、からしやドレッシングの年代物なんて聞いた事無いわ~」
母「ほかしといて」

母の口から「ほかしといて」という言葉を初めて聞いたようだ。
今までは、冷蔵庫を開けさせる事さえも許さなかったのに…。

どこを開けても,私にとってはゴミばかり。
しかし、母にとっては日用品であったり思い出がある物ばかりだろう。
自分の物はなかなか捨てられないのに、人の物は平気で捨てられる。
そう思うと、いきなりポンポン捨てるのは少し気が惹ける。
母の思い出に耳を傾けながら、ゆっくりと片付けて行こうと思った。

人が生きて行くのに、どうしてこんなにも物が必要なのだろうか。
しかし、「物への執着は、生きる事への執着かも知れない」と頭をかすめる。
そう思うと、母の諦めも心配になる。

私自身、もっとシンプルに生きられないだろうか。
私の今の課題でもある。

さぁ~、今日も行って来ま~す。

梅酒よもや話

2008-09-22 14:03:47 | 生活
今年の春、山仲間のFさんから青梅をたくさん戴いた。それを,梅黒酢と梅酒にした。夏にはけっこう美味しくなり、ちびりちびりと飲んだ。
梅黒酢は水で薄めて凍らせて,クライミングにも持って行った。これがとても爽やかで飲みやすい。今までスポーツドリンクに黒酢を入れたものを愛飲していたが、今年の夏は時々換えてみた。
黒酢といろんな果物など漬け込んでもおいしい。今まで,イチゴやキーウイや柚子なども漬けてみたが、それぞれ違った味がして楽しめた。漬け方は、何を漬けるにしても,分量は黒酢と果物と氷砂糖を同じ比率で漬けるから簡単だ。
梅酒の話しに戻るが,我が家にはかなり昔の梅酒が三種類残っている。
一番古いのは2001年に戴いたときにすでに何年か経っていたようだ。コーヒーのような色になりどろっとしているような気がする。ネットで調べたら,いくら古くてもカビが発生していなければ大丈夫という事なので,勇気を出して飲んでみた。もうすでにアルコール分は飛んでしまっているようなまろやかな味がしてジュースのようである。氷を入れて薄めて飲む。ウイスキーの10年物といえば高級になるが,梅酒はどうなんだろう。
もう一瓶は、私が漬けたもので梅がまだ入ったままなので取り出した。これは、ニンニクを漬けた空瓶に漬けたために臭いが残っていて飲みにくくてほっておいた物だ。最近,味見をしたらこれはとても美味しくなっていた。ただ、まだ少しニンニクの香りがかすかにするニンニク梅酒となってしまっている。
最後の一瓶は二年程前に戴いた物だが、三つの中では一番新しいようで、まだリキュールのような味が残る。これでも、3-4年は経っているように思う。
梅酒の効能はクエン酸効果で疲労回復にいいらしい。また、梅酒に含まれるカルシウムなどは骨をつくるだけでなく、アルカリ性のミネラルの為、体の酸化を防止したり、血液をきれいにしてくれるという。
という事は、梅黒酢はもっと効果的に違いない。最近何かと歳を感じている私には、「これは、若返りにいいかも知れない」と思った。
なかなか消費しない梅酒の瓶を前に、梅酒の晩酌でも続けてみようかなと思う次第である。

一番目に古い梅酒/ 二番目に古い梅酒
  
三番目に古い梅酒/今年の梅酒
 
勢揃い/我が家の梅酒


夏の総括

2008-09-02 20:18:57 | 生活
ずいぶんとさぼってしまったものだ。こんなにも間が空くと、何を書いていいのかちょっと戸惑ってしまう。今年の夏は、梅雨明けからとても暑く、連日30度を越してしまっていた。しかし、お盆を過ぎてから急に涼しくなった。
もう秋だなぁ~、と思っていたら9月に入ってまた蒸し暑く、閉口している。梅雨時にあまり雨が降らないかと思ったら、降ったら集中豪雨だ。このごろ何だか変だと思う。
今年の夏は,この天候のせいばかりでもないのかもしれないが、予定が流れてしまう事が多かった。先週の小川山やお盆あけに予定していた南アルプスも、楽しみにしていただけに残念だった。
私的な用事が重なっていたのも、山やクライミングへの意欲喪失につながっていたかも知れない。それでも雨の中、御嶽山には友人と登れたし、相変わらずホシダには行っていた。ホシダも暑いので、そう登れる訳でもないのだがつい足が向いてしまう。
あっという間の夏が過ぎ去り、生活も落ちついて来た。そろそろ,紅葉の山が気になり出して来た。