「いくさんのお部屋」つぶやきNo.3

日頃の何気ない日常をつぶやいています。

京都トレイル・東山コース2

2021-11-27 08:54:00 | ハイキング
京都トレイル・東山コース2

京都トレイル・東山コース2(伏見稲荷から蹴上)単独

日時・2021年11月26日(金)5時間20分(休憩約1時間前後・道迷い寄り道あり)
この日の1日の行動時間17.72km・5時間08分・消費カロリー879.41Kcal(スマホ歩数計アプリ)

ルート・京阪伏見稲荷駅9:40→伏見稲荷神社→稲荷山4つ辻→泉涌寺駐車場横断→今熊野観音寺→剣神社→京女鳥部の森(昼食)→国道1号線を潜る→清水山→高山寺山国有林の立札→東山山頂公園→ 将軍塚展望台→粟田山→粟田神社 →蹴上インクライン→地下鉄蹴上駅→京阪三条駅

2回目の 京都トレイル東山コース2伏見稲荷駅から蹴上までを歩いてきた。今回はほとんどが 東山の山歩きで、 稲荷山4つ辻、 豊国廟あたり、 清水山の約200メートル 近くのピークを アップダウンする 軽い山登りを味わえるコースだった。
前回は帰ってから、膝の痛みが少し出てしばらくの間 立ったり座ったりするとぎくしゃくしていたが、今回はだいぶ改善されたように思われる。この連続での山歩きが荒療法の治療になったのだとしたら嬉しいのだが…。

京阪伏見稲荷駅に降りる と既に観光客がたくさん来ていた。駅の近くの公園にトレイルと稲荷山の案内板があったのはさすがに観光名所だと感心。このトレイルにチャレンジしてみて感心したのは、トイレが行き届いていて、洋式の水洗で綺麗だということ。この公園にも立派な公衆トイレがちゃんとあった。

稲荷神社はかなり混んでいて 鳥居を潜って 歩く人も多かったが、三の辻で少し減ったがそれでも 四の辻も人でいっぱいだった。大方が日本人のようだが少し外国からの観光客も混じっていた。四の辻は京都の 展望が開ける。四の辻からは 観光客が登る荒神ケ峰の下にある石鳥居を潜って続く道に入ると人はほとんどいない静かな道になる。下り切ったところで女性に声をかけられ、泉涌寺への道を聞かれ、つい道標を見過ごしてその女性と二人で住宅街に入ってしまった。変だと思いちょうど散歩をしていた人に聞いたところ散歩中だと言うことで案内してくださり、三人で元来た道を戻った。結局は降り切ったところで入る道標を見落としてしまっていた。注意散漫だった。
そこから泉涌寺への道を二人で歩き、泉涌寺の森らしきところで 石段がありそこが泉涌寺の入り口だった。石段を登る彼女とは別れ、私は何も考えず道路を進んでしまった。どうもおかしいなと思いながらも、ぐるりと回ったところでまた道を間違えたことに気がついた。ここは泉涌寺の入り口の階段を登って泉涌寺の駐車場を横断するのが正解だった。戻って石段から登り直してからも本殿入り口まで行ってしまった。気がついて出たが、入場券を販売しているところで境内に入ってしまっていたことで、聞く耳持たないおじさんに注意されてしまった。
入場券売り場から出て少し下ると今熊野観音寺があった。 今度は同じ轍を踏まないように、地図と道を何度もしっかり確認して中に入る、直ぐ右手に降りて赤い橋を潜るとトレイルに続いていた。やれやれ、である。今回はここまでで2箇所も道を間違えてしまいロスがあった。京都はお寺が多いので敷地の一部を歩くことになるので、このような間違いをしやすい。私は観光客の流れについついて行ってしまって失敗することが多いようだ。
その後の剣神社を右に折れた突き当たりのかなり細い道を入るときも、すごく用心深くなっていた。迷いやすいと思うのか、その入り口の家が黄色や水色の壁の色に塗ってあり、おまけに水色の車が止まっていた。すると同じような配色でトレイルの手書きの看板が出ていた。結構間違える人が多いのでこの家の住人が好意で出した看板だと思う。それに窓一面にも抽象的な絵模様が貼り付けられていたのを思うと、ここの住人は絵描きさんかなとも思いながら路地を進み左に折れる。日吉南道に入り十字路を超えると右手に「京女鳥部の森」に入る登り口があり、上がったところに木の手作り感のある案内板があった。そのまま鬱蒼とした森をよく踏まれた道を進むと豊国廟への分岐があり、そこのベンチで昼食にした。そこを右に進むと京都中央斎場からの舗装道路に出てR1号線につきあたる。少し進んで左の舗装路を渡り1号線に進むと、潜って渡るトンネルがある。やっと自転車が通れるくらいの細いトンネルだった。渡ったところの公益社横の急な石段を登り、清水山への登り口に至る道に入る。道標を確認しながら進まなければわかりにくいところだ。
清水山への登り口には案内板があるのでわかりやすい。ここからは山道の急登になり 清水寺に出る道を過ぎると高台寺山国有林のという案内板がありそのまま進むと東山山頂公園という広場に出る。ここは東山ドライブウェイの終点に位置するらしく、観光客も
多い。ベンチがたくさん並び広々とした駐車場は観光バスも数台止まりタクシーも行き交っていた。この辺り一帯を将軍塚と言うらしいが塚は舗装路の月あたりの大日堂にあるようだ。展望台に立ち寄り、京都を眼下に眺めていると、この下に実家があったと言う同年配のおじさんに話しかけられ、この辺りがかなり変化したと言うような話を聞かされる。私の感想では京都ほど昔と大きく変わらないところは無いと思うのだが…。
写真を撮って大日堂の手前からまた山道に入り少し登って、あとは粟田方面へ下る。ほとんど下ったところに尊勝院と言う 無人の御堂があり、上がらせてもらってお参りする。ここはとても大きな銀杏と紅葉の木があり、日の光に輝き美しかった。お寺から出て住宅の間を下ると粟田神社に出て参道を通りに出る。
蹴上に少し向かうと、右手に画廊のガラス越しに絵が見えて思わす足が止まった。抽象画のようだが色も画風もとても気になり、外から眺めていたが、ついドアを開けて「見せて頂いてもいいですか?」と声をかけ、引き込まれるように中に入ってしまった。抽象画だと思っていたがその絵の中にいろんな形が浮かんでいる不思議な絵だった。眺めていると 動物や人物などが見えてくる。色彩の構成はとても綺麗で、絵のタッチも勢いに乗った筆の動きでいきいきとして表現されている。作者は若い女性で私のかってな質問にも快く答えてくれるのをいいことに、感想まで話したりしてしまった。思わぬ出会いに帰ってもまだ気になって検索したところ、成山亜衣さんという、活躍されている作家さんでした。画廊は「Gallery Morning Kyoto Archive」と言う名前でした。
そのあとは蹴上インクラインを少し歩いたが、ここも観光客がとても多く、どこでも男女共和服姿の人たちをたくさん見かける。それも若い人の和服姿が多く、不思議な気持ちがした。
地下鉄に向かう学校帰りの時間帯か、制服姿も混ざって大勢が地下鉄の入り口に吸い込まれていく。京都の地下鉄には乗ったことがなかったが、今回は蹴上駅から三条まで乗ったのが初めての経験となった。何度もエスカレーターに乗り継ぎ、あまりに地下深くに降りたのには驚いた。京都の地下は埋蔵品が多いので、地下鉄の工事が遅々として進まなかった事情もあったのはそんなことにも影響していたのでしょうか。
今回は道迷いと寄り道でかなり時間がかかったが、私として一人であると言うことで十分堪能できた東山トレイル2回目でした。
「ゆっくり のんびり おひとりさま」も気ままでいいなと思った一日でした。

東山トレイル3に続く


稲荷神社の千本鳥居


根上りの松「ひざ松さん」はたして御利益は?


東山トレイル1の合流点


鳥居の外の紅葉






四つ辻


四つ辻からの展望


四つ辻からの続きのトレイル入り口


少し下ると石塚がある


森の中の舗装路を下る


新熊野観音寺を入ったところの参道の橋の下をくぐる


剣神社前を右に行く


細い路地にあるある自作の案内


「京女 森部の道」入り口


「京女 森部の道」案内板


京都七条あたりが見える 展望が開けると京都タワーが見える


森の中にしっかりした道がついている


R1の下をくぐるトンネル


清水山への入り口案内板











将軍塚からの展望


眼下に蹴上が見える


尊勝院の境内は紅葉と銀杏の大木に日がさして美しかった


尊勝院の御堂にお参り


銀杏の大木


粟田神社


蹴上発電所


蹴上インクライン


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