お父さんのマリポタ日記。
マリノスのこと、ポタリングのこと。最近忘れっぽくなってきたので、書いておかないと・・・
?



 江の島は大きく潮が引くと陸続きになり、この地形を「トンボロ」というそうだ。

 藤沢市観光公式ホームページによると、「トンボロ」はイタリア語で、日本語では陸繋砂州(りくけいさす)という。波は島のような障害物があると回り込んで進みながら砂を運び、島と海岸の間に砂の道「トンボロ」ができる。自然現象のため必ず現れるとは限らないが、潮位がおよそ20センチより低くなる時に現れるらしい。

 その「トンボロ」を新たな観光資源のコンテンツとするため、藤沢市観光協会は昨年に引き続き、江の島北緑地広場の先に仮設階段を設置。これにより江の島弁天橋を使わずに片瀬海岸東浜からトンボロを歩いて江の島に上陸することができることになる。今年は5月は10、11、26日、6月は9、22日の午前10時ごろから午後2時ごろまで設置される。

 「国内でも珍しい現象をぜひ体験を」ということなので10日に行ってみることにした。ちょうど横浜のショップで小径車のFCXを定期点検してもらおうと思っていたので、その帰りに足を伸ばしてみた。

 横浜へは国道16号で行っても面白みがないので、帷子(かたびら)川沿いを走ってみた。遊歩道はあるもののずっと繋がっているわけではなく、一般道と行ったり来たりを繰り返し、なおかつ右岸と左岸をあっちこっちと行き来してなかなか複雑。ただ、国道と比べて安全なので何度か行ってみて最適解を探してみようかな。


帷子川



こどもの日は過ぎたが、まだ鯉のぼりが泳いでいた



横浜スタジアム



横浜スタジアム


 ショップの開店時間より早くついてしまったので、近くにあった大戸屋で早めのランチ。デミグラスチキンかつ定食を注文したのだが、ジャージにレーパン姿を見て「明日出るんですか」と聞かれた。「え、何かあるんですか?(ブルベあったっけ?)」と訪ねると「トライアスロン」。なるほど。その参加者に間違えられたか。こんな白髪のじーさんが。それにね。泳げないからトライアスロンはできないのよね。

 調べると翌日に山下公園でワールド・トライアスロン横浜大会が行われるようだ。パリ五輪選考大会に位置づけられており、世界のトップクラスも参戦する、そんな大会の選手に間違われるなんて光栄(^o^)


大戸屋



デミグラスチキンかつ



山下公園ではワールド・トライアスロン横浜大会の準備が行われていた


 ショップでの定期点検の後、横浜からは国道1号を走り、不動坂からは柏尾川やJR線に沿うように南下。手広から腰越に出て江の島へと向かう。

 江の島弁天橋に到着したのは午後1時半ごろ。ぎりぎりセーフかなと思ったが、すでに潮が満ち始め、海水が川のように流れて砂の道を分断していた。見ていると強引に渡ろうとしている人もいたけどね。残念。間に合わなかったか。


江の島のトンボロ



潮が満ち始めトンボロは分断



だめだ、こりゃ



江の島側から見るトンボロ


 古くは徳川家康も歩いたと伝わるこの道。朝日新聞によると、この日は行き来できた時間帯に行列もできたそうだ。

 帰路は国道134号を辻堂まで行き、そこから北上して帰宅。走行距離は90.4キロで獲得標高は521メートル。

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