<J1:横浜F・マリノス0-0浦和レッズ>◇10月30日◇第35節◇日産スタジアム◇観客2万1397人
残留へ向けて、絶対に勝たねばならぬ試合だった。しかし、天皇杯準決勝の激闘から中2日の疲れからかイージーミスが目立ち、何度か頭を抱えるシーンがあった。上島拓巳はいったいどうしたんだろう。前半で交代しても仕方ないか。浦和が2度ゴールネットを揺らしたが、これはスタンドから見ていても明らかなオフサイドだった。ボールはキープするが押され気味の展開で、ようやく終盤に決定機が続いてスタンドも盛り上がったが、ゴールは奪えず痛恨のスコアレスドロー。悔しいけどやっぱり西川周作は巧かった。最低限の勝ち点1は積み上げたが、リーグ戦は6戦連続未勝利。この日の時点で勝ち点43の13位。18位で1試合消化の少ないジュビロ磐田とは8差。依然として苦しい戦いは続く。
次戦からは3戦連続アウエーで、降格の決まったサガン鳥栖、降格圏18位のジュビロ磐田、そして勝ち点差わずか2の14位湘南ベルマーレが相手。もう勝つしかないぞ。
トリコロールに染まる日産スタジアム
かなり寂しい日産スタジアム
今日は浦和レッズ戦
復帰後初のフル出場となった小池龍太。ボランチで先発も、前半早々の加藤蓮の負傷退場で右サイドバックに入ったが、いい動きをしていた。裏も簡単には取られず走り負けていなかった。頼もしかったぞ。
その加藤蓮に替わって出場した天野純も終盤に負傷退場。交代出場した山根陸は左サイドバックに入り、水沼宏太が天皇杯準決勝に続きボランチの位置に入るスクランブル。過密日程とはいえ、大丈夫か、ハッチンソン監督。
しかし、低迷したチーム同士の平日ナイトゲームとはいえ、浦和戦で2万1397人は寂しい。普段は1、2階を埋め尽くすレッズサポもこの日は屋根下で反響する2階に集結。1階はガラガラだった。しかしねぇ、トリコロールギャレクシーでレッズのゴール裏が何の光も放たず、真っ暗のままブーイングし続けたのは驚いた。どこもチームカラーの光を放って楽しんでくれるんだけどね。メーンスタンドにちらほら光があったけど、ゴール裏に遠慮してか減ってったもんね。
トリコロールギャラクシーのホームゴール裏
トリコロールギャラクシーのアウエーゴール裏
2階にびっしりのアウエーゴール裏
ホームゴール裏
今年観戦した日産スタジアムの試合は、4勝5分け5敗。最終戦は12月8日の名古屋グランパス戦。せめて五分の星でフィニッシュし、残留を決めてくれ。
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