落車骨折直後からオーバーホールに出していたFELTがようやく戻ってきた。「2カ月ぐらいは乗れないので、のんびりやって下さい」と言ったこともあったが、結局、3カ月近くかかった。
ご主人ひとりでやっている(奥さんはお手伝い)小さな店だからというのもあるが、仕事が丁寧で、頼んだこと以外にもいろいろチェックしてきっちり整備してくれるし、普段はできない個所の洗浄もやってくれる。今回も「あ、後輪のふれ取りやっときました。最後にワックスもかけましたよ。サービスです」。なんて嬉しい言葉。親身になり手間暇かけてしっかりと仕上げるという、まさにプロの整備。 くどいほどの説明も、その裏には自転車への愛が感じられる。これなら安心して乗れるよね。
店先にママチャリが数台あるだけなので、最初はロードバイクが扱える店だとは思えなかった。それが06年にFELTをここで購入して以来、17年の付き合いとなった。過去にパリ・ブレスト・パリ(PBP)を走ったことのある自転車乗り(DNFだったようだが)もお得意さんらしい。信頼できる自転車店に出会えて良かった。もちろん他で買った自転車は修理しませんなんて野暮はいわない。相模大野で買ったBD-1や、南町田で買ったグラベルロードのJARIも面倒見てもらっている。
さて、3カ月ぶりにまたがるロードバイク。やっぱり気持ちいいよねぇ♪
この日は少し距離を走りたかったので山北方面をまず目指す。できるだけ国道246号を走りたくなかったので、座間〜厚木〜伊勢原と県道をつないで大回りし、R246にはルートインとココスがある工業団地入り口からイン。すぐに善波峠となり、2人にあっさりパスされる(^_^; そのうち1人は小径車。ま、いっか(^_^;
名古木を右折してヤビツへ向かうふりをして、旧コンビニ前の信号を左へ。三廻部や寄へ向かう時は堀川を右折するのだが、この日は直進してR246にぶつかる柳町まで道なりに走った。緩いアップダウンの続くこの道は、車の通行量は少なく、道中には眺めのいいところも。大回りにはなるが、R246の抜け道としては最高で、結構お気に入り。
その後はR246を主に走り、東山北駅の先を山北駅方面へ。ここで重大なことに気がついた。ワイヤーロック忘れちゃったよ。帰りに山北駅前の「ポッポ」で昼メシを食べようと思ってたのに。鍵がないんじゃコンビニでささっとおにぎりでも食べるしかないよ。あ〜あ。
山北鉄道公園駅
山北鉄道公園駅
山北つぶらの公園は安戸交差点の手前、トンネルの先を右方向へと行く。いきなり9%とか。ありえん激坂の始まり始まり。1キロほど上ると分岐。直進は大野山。いくわけない。しかし、つぶらの公園方面の左へ曲がっても大野山級の壁が立ちはだかる。どっちへいっても変わらんか。ま、距離が短いだけこっちがましか。
最低でも10%前後。最大は手元のサイコンで17%だったかな。インなんて20%超えてんじゃないの? という感じの坂が果てしなく続く。ピークは都夫良野地蔵堂付近で、そこからいったん下り、駐車場へは再び上ることになる。約3キロの登坂で平均勾配は10%ぐらいかな。
汗びっしょりでぜーはー言いながらやっとの思いで上ってきたが、富士山は雲の中。残念じゃのう。
山北つぶらの公園。富士山は見えず
(ブラタモリ風に)晴れていればこのように見えます(21年5月撮影)
山北つぶらの公園入口
Uターンせず、そのまま直進してダウンヒル。すぐに分岐があり、右方向は綺麗な舗装、左方向は荒れた感じで落葉もかなりあった。右へ行きたい気持ちだったが、地図を確認すると上り返しがありそうな雰囲気だったので左方向の道を選択。急勾配のガタガタ道(こちらからは上らない方がいいかも)を慎重に下った。出た先は酒匂川沿いの県道で、川沿いに下っていくと安戸から新鞠子橋のR246回避ルートに出た。
右手にある坂道から酒匂川沿いの県道に出る。後方は東名高速
このまま帰るにはまだ時間が早かったので、樋口橋から南下。大口橋まで出た後、運動公園入口から広域農道(小田原〜南足柄)を久々に走る。休日だったが、誰ともすれ違わなかったなぁ。「広域農道」の名に恥じず、平坦なしアップダウンしかない気持ちいい道なのに。梅もちらほら咲いて目を楽しませてくれた。
広域農道(小田原〜南足柄)
広域農道(小田原〜南足柄)。梅林もあった
広域農道(小田原〜南足柄)
帰りは素直にR1から国府新宿を左折といういつものルート。走行距離は146.2キロ、獲得標高は1779メートル。ブルベ復帰戦1週前のトレーニングにはなったかな。
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