いきなり気温が急降下した先週にあっさり風邪を引いた。以前なら1、2日寝れば治ったが、もう年なのか、ほぼ1週間の引きこもり(T_T) ようやく元気が出てきたので月曜日に神宮球場へ向かった。明治神宮大会の大学決勝。母校がここまで勝ち上がってくれて良かったよ。
神宮外苑いちょう並木
神宮球場
慶應は三塁側
ランチには3番目の最寄り駅(徒歩30分)で買った崎陽軒の北海道産帆立応援の「帆立づくし弁当」(1190円)。午前11時過ぎなのに最後の1個だった。
帆立づくし弁当
帆立づくし弁当
相手は4冠を狙う青山学院大学。先発は阪神ドラフト1位の下村海翔(九州国際大付)ではなく、左腕の児玉悠紀(日大三)。我が慶應義塾大学は初回、3連打で無死満塁の大チャンスをつかむが、4番栗林泰三(桐蔭学園)が三振、5番宮崎恭輔(国学院久我山)が併殺で無得点。その後も0行進が続く。
慶應大の先発は中1日で2年生の外丸東真(前橋育英)。こちらも4回まで無安打と青学大につけいるスキを与えない。6回2死一、二塁のピンチでは中堅佐藤駿(慶應)がダイビングキャッチの超美技でしのぎ、7回2死二塁には一塁吉川海斗(慶應)が痛烈な一二塁間の打球を横っ飛びで抑え、好守で外丸を盛り立てた。
だけどね、6回から満を持して登板した下村を打てない。いや、打てそうもない。やっぱ、初回の逸機が痛いなぁ、1点でも取れていればなぁと悔やみながら、タイブレークは10回からだっけなどと早くも延長に思いを馳せた。
そんな事を思いながら迎えた8回。1死から8番佐藤が二失で出塁。9番外丸はそのまま打席に入りバントで送る。ここで信じられない事が起きる。捕手前に大きく弾んだバントを捕手がお手玉。連続失策で1死一、二塁となり、次打者吉川はストレートの四球。労せずして1死満塁となり、さらに続く本間颯太朗(慶應)もストレートの四球で押し出し。あれよあれよで先制点が転がり込んだ。そして続くソフトバンクドラフト3位の3番広瀬隆太(慶應)の初球もボールとなり、ここで青学大は3番手の広島ドラフト1位常広羽也斗(大分舞鶴)にスイッチ。しかし、広瀬はきっちりと右翼へ犠牲フライを打ち、貴重な2点目。まさかの下村の自滅で慶應大がついにリードを奪った。
慶應大の先発外丸はその後も好投を続け、終わってみれば三塁を踏ませぬ5安打9三振で完封。2-0で勝利して青学大の4冠を阻止し、4年ぶり5度目の栄冠に輝いた。塾高に続き、大学も日本一。まさに慶應イヤーだったねぇ(^o^) あれ、4回以降は無安打か。よく勝ったもんだね。
優勝の瞬間
マウンドで喜ぶ選手たちとは別に外野手は3人でまず歓喜を味わう
全員が揃いマウンド上で歓喜
スタンドの観客に挨拶
しかし、下村の乱調は阪神ファンとしては気になるぞ。
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