”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

レイアのつぶやき

2011年08月31日 20時40分14秒 | Weblog

 

8月31日(水)曇時々晴

8月も今日で終わりですね。明日からは新学期なので地下鉄も混雑しそうです。台風が近づいているため、今日マリーナでレイアを陸揚げしてもらいました。台風が去ったら週末に船底のフジツボを取って秋のクルージングに備えるつもりです。春に船底塗装をするのですが例年この時期にはフジツボが付いて舵が効かなくなったり、スクリューの推進力が落ちてしまいます。今年は8月に台風が来なかったため今まで船を上げる機会がありませんでした。丁度良い機会になりました。もっともこんな時はほとんど自分一人で作業することになるので、大変です。まぁ好きなことですから別に気にもなりませんが。

さて、今日は「日本中枢の崩壊」と言う本の話です。多分ベストセラーになっていると思いましたからみなさんも読んでいることと思います。経済産業省の現役官僚である古賀氏が書いた本です。彼はみんなの党の渡辺さんが行革を担当していた頃、官僚側から行政改革を推進してきた霞が関離れした若手官僚でした。あまりにも真摯に取り組んだ結果、古参官僚から煙たがれ、現在は閑職に甘んじているようです。この本を読んでいると日本を立て直すにはまず一番に官僚機構を改革することが早急の課題のような気がします。でも財務省や経済産業省の操り人形にしかなれない人達には何もできないような気がしました。この国をよくしていくためには、やはり彼らが十分に国のために、無駄を省き力を発揮してもらうしくみを創ることが必要のような気がします。彼らも人の子ですから定年後の生活をもっと安定したものにするしくみが必要です。産業界と癒着の天下りを無くし、しかも彼らが定年後も生活の道があるためのしくみです。「天下りはけしからん」と言うだけでは特殊法人も業界との癒着も改善されないでしょう。アメリカでは官僚と大学の教授が政権が変わる度に入れ替わっているようです。日本でももっと定年後大学の教授とか講師とかに入れる道があっても良いような気がします。日本の官僚は優秀な方達が多いことですし、各分野に造詣の深い人が多いわけですから、ずっと机上で知識を深めて来た人達より実学が学べるはずです。そして実践を通した学問が若い人たちには必要のような気がします。
この本を読んで確かに霞が関の官僚の問題点がよくわかりました。それと同時に彼ら自身もわかっていながらできないジレンマを抱えているような気がします。後顧の憂いなくば、思い切った政策も実現できる人達が大勢いるような気がしますが、買いかぶりなのでしょうか。

日本人と言う民族は横並び志向が強いような気がします。自分一人だけ損をするのはイヤと言った感情です。みんな揃わなければ動こうとしない感情が強いですから、外圧がないとダメなのかもしれませんが自浄努力を期待したいものです。
今日はここまでです。それではまた。

コメント
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