”しんさん”のよもやま話

僕のビジネス感や社会現象に対する意見とかを趣味のヨットやゴルフ等の話を織り交ぜながらよもやま話的に発信します。

しんさんのよもやま話

2018年03月12日 15時02分20秒 | Weblog

3月12日(月) 晴

良い天気が続きます。この調子で春らしくなってくれれば言うことなしです。
ところで昨日近江の話になってしまいましたが、まぁそれもそうですがあの話にはちょっと別の話もあったのです。仏教用語で「悔過(けか)」と言う言葉があります。間違いを悔い改めることを言うのですが実は我が国は歴史上何回も「悔過」を繰り返してきました。

天智天皇の時代には百済を救援するためと称して朝鮮半島に攻め入りました。白村江の戦いです。しかし唐と新羅の連合軍の前に大きな犠牲をはらって大敗を喫しました。その後国内では壬申の乱となり天智天皇の弟の天武天皇の時代となり、その後飛鳥、奈良、京都と変遷しながら国家体制を整わせ我が国独特の文化が花開きます。

しかしそれから数百年もすると織田信長の遺志を継ぐ豊臣秀吉が朝鮮出兵をし。また失敗をします。その後関ヶ原の戦いで政権が徳川家康に移り、国内が平和となって江戸時代の文化が花開きます。何か近江朝廷が移って行った時と同じことが起こっているような気がしませんか?

それからまた数百年後明治の軍国主義を引き継いだ大正・昭和の時代になり。また我が国は朝鮮半島を超えて満州国を作るに至り、世界を相手に戦い。みじめな敗戦となりました。過去2回の外征においては過ちを悔い改めて内政に勤め日本的な文化を築いてきた訳ですが世界大戦後の日本はどうなのでしょうか?多分それなりに過去の過ちを悔い改めてそれなりに日本文化を作りつつある現状のようですが今後どうなるのでしょうか?まだ戦後70年ですが、またもや過ちを犯すことがないように願いたいものです。もっともこの国では仏教の教えも歴史と共に俗化しているので「悔過」の動きがあるようにも思えないのですが・・・。

日本の歴史を俯瞰してみると過去に何回か外征する度に国内で騒乱が起き、その後反省と共に豊かな独自文化が花開いたと言うことです。しかし現代はどうなのかな?とふと思ったのです。

コメント
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